- NFTアーティストのBurnt Toastってどんな人物?
- Burnt ToastのNFT作品ってどんな作品なの?
- Doodlesコレクションってなに?
こんな疑問にお応えします。
NFTアーティストであるBurnt Toast(バーント・トースト)はNFTコレクション「Doodles」を作成したフリーランスデザイナーです。
Burnt Toastがデザインした作品は、顔や体、背景といった100にも及ぶパーツを組み合わせることによって構成されています。
1億円以上で取引されている作品も存在しており、世界中のNFTコレクターから大きな注目を集めるNFTアーティストです。
本記事の内容はこちら
- Burnt Toast(バーント・トースト)という人物
- Burnt Toast(バーント・トースト)がデザインした作品の価値
- NFTコレクションDoodles
本記事を読むことでBurnt Toastのことはもちろん、手掛けたNFTコレクション「Doodles」について理解できます。
NFT初心者にもわかりやすく解説するのでぜひ最後までご覧ください。
Burnt Toast(バーント・トースト)とは
Burnt Toast(バーント・トースト)とは、10,000体ものコレクションから構成される「Doodles」をデザインしたNFTアーティストです。
Burnt Toastは国際的に有名であり、フリーランスのコマーシャルイラストレーターとして活躍してきました。
これまでGoogleやFacebook(現Meta社)、Dropboxなどの大手企業に作品を提供してきた実績があります。
人気の理由は、Burnt Toastの作品だと認識できるデザインにあり、トレンドマークである「パステルパレット」は容易にBurnt Toastを想像させてくれます。
またBurnt Toastの作品は明るく楽しいデザインが特徴的であり、「お茶目」と表現されることも多々あるようです。
Burnt Toast(バーント・トースト)とNFTの出会い
Burnt ToastがNFTの存在を認知したのは、2021年3月。
NFTで最も高い価格である6900万ドルで販売された、デジタルアーティストBeepleの「 Everydays」がきっかけでした。
これを機にBurnt Toastは、NFTやNFTアーティストについて調べ始めます。
そしてNFTコレクションで有名なBored Ape Yacht ClubのトップデザイナーであるSenecaと出会い、さらにNFTの世界に惹かれます。
デジタルで作成された作品が完全オリジナルアートとして販売できることに、大きな感銘を受けたBurnt ToastはDoodlesのデザイナーとして歩み始めます。
NFTコレクションDoodlesとは
Doodlesコレクションとは、Burnt Toastのデザインした10,000体のNFTによって構成されるコレクションです。
概要はこちら
コレクション名 | Doodles |
発行総数 | 10,000 |
最低販売価格 | 12.45ETH |
発売日 | 2021年10月17日 |
公式サイト | https://doodles.app/ |
Doodlesコレクションは2021年10月17日に発売されますが、10,000体ものNFTがなんと5分で完売となるほどの勢いのあるスタートをみせます。
また、コレクションの1つであるゴールドエイプのような特徴をもつ「#6914」が、約296ETH(約1億円)で取引され大きな注目を集めました。
DoodlesのNFT作品はパステルカラーのキャラクターで構成されており、これまでの売上は約190億円に上ります。
Doodlesのチーム
NFTコレクションDoodlesは、Burnt Toastのほかに2人の共同創設者が存在します。
- Evan Keast
- Jordan Castro
簡単にご紹介します。
Evan Keast
カナダを拠点に活動するプロダクトマーケターであり、NFTコンサルタントとしての顔ももっています。
Kabam Games(Net Marble)やDapper Labsで働いてきた実績があります。
Jordan Castro
2013年からブロックチェーンに関わっているエンジニアです。
スポーツ NFTで知られるDapper LabsでCrypto Kittiesのチームリーダーを務めた経歴を持っています。
独自性のある販売開始
DoodlesコレクションのNFT販売は、他のNFTコレクションとは異なるものでした。
事前にDiscordやオフィシャルサイトを公開しておらず、作品のアピールをTwitte(8月21日にアカウント公開)のみでおこなったのです。
さらに驚いたのはゲリラ的なDiscordの公開であり、公開時間はたったの5分でした。
販売開始までの独自的な展開についてDoodlesのチームは以下のように説明しています。
「利益を追求するトレーダーがプレセールを独占するのではなく、プロジェクトに興味をもち、コミットするユーザーのコミュニティを早い段階で形成することを目的としていた」
結果的に、Discord内ではコミュニティが生まれ、NFTへの知識が豊富なメンバーによって販売に関する議論が行われたとのことです。
コレクションの販売前から独自的な施策をおこない、戦略的な展開によってDoodlesは良質なユーザー獲得に成功しました。
Doodlesコレクションの今後の将来性
NFTコレクションDoodlesの、将来性の指標となる今後のロードマップは明確に決定していません。
これには理由があり、Doodlesコレクションを所有することで、コミュニティの機能、製品、イベントの決定に対して投票できる権利を持つことができます。
つまり、コレクションを通じてプロジェクトの創設者とDoodles所有者が今後のロードマップを共同で決めることができます。
限定的なDiscordの公開によってNFTの知識レベルが高いユーザーが多く存在するDoodlesコレクション。
今後の展開は明確になっていませんが、同時にポテンシャルも未知数なコレクションであるため、今後も目が離せません。
Burnt Toast(バーント・トースト)のまとめ
本記事では、DoodlesのNFTアーティストであるBurnt Toast(バーント・トースト)について解説しました。
本記事の要約
- Burnt Toastは世界的に有名なイラストレーターであり、Googleなど大手企業と仕事をおこなった実績をもつ
- Burnt ToastがNFTに関心をもったのは、Beepleの「Everydays」がきっかけ
- Burnt ToastがデザインしたDoodlesのコレクション10,000体は、約5分で完売する人気ぶり
Burnt Toastが手掛けた作品の最高取引額は、約296ETH(約1億円)と大きな注目を集めました。
またインフルエンサーがSNSアイコンにDoodlesコレクションを設定したことも話題となり、取引価格は右肩上がりに上昇しています。
ここまで独自的な展開を見せてきただけに、Doodlesコレクションの今後の展開にも大きな期待と注目が集まることでしょう。