Beeple(ビープル)

◆NFTアーティストBeeple(ビープル)とは?No1のNFTクリエイターを徹底解説!

  • NFTアーティストBeeple(ビープル)っていったいどんな人?
  • Beepleの(ビープル)はどんな作品を出しているの?
  • Beepleの(ビープル)の作品はどこで購入できるの?

こんな疑問にお応えします。
NFTアーティストのBeepleの(ビープル)は、約75億円と最も高値で取引されたNFT作品「Everyudays」を描いたデジタルアーティストです。
これまで取引された作品中、3つNFTだけでも100億円を超える販売価格を記録するなど多くの注目を集めてきました。

本記事でわかること

  • NFTアーティストBeeple(ビープル)の人物像
  • Beepleの(ビープル)の作品の特徴
  • Beepleの(ビープル)の代表作

本記事を読むことで、Beepleの(ビープル)の人物像や経歴はもちろんですが、作品を通じてNFT市場の将来性を理解できるでしょう。
NFT初心者の方にもわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

NFTアーティストBeeple(ビープル)とは

Beeple(ビープル)
出典:Beeple公式サイト

Beepleはアメリカのサウスカロライナ州を拠点に活動しているデジタルアーティスト、グラフィックデザイナー、アニメーターです。

Beeple(ビープル)の描く作品は、ときに政治的および社会的情勢を反映し、コミカルな描写で現代を表現してくれます。

約75億円で取引された「Everydays:The First 5000 DAys」はBeepleの代表作であり、NFTアートで最も高値で取引された作品となりました。

そんなBeepleについて、以下2つの点から解説していきます。

  • Beeple(ビープル)の経歴
  • 数々の有名クライアント

1つずつ解説していきます。

Beeple(ビープル)の経歴

Beeple(ビープル)は1981年6月20日に生まれ、アメリカのウィスコンシン州ノースフォンデュラックという5000人ほどの村で育ちます。

高校卒業後は、パデュー大学でコンピュータサイエンスを先行し、2003年に卒業しました。

毎日作品を描くことがデッサン力を磨く最も有効な手段と考えたBeeple(ビープル)は、2007年5月1日より毎日作品を仕上げるようになりました。

結婚式や子どもの誕生日など、作品を描くことに適さない日もありましたが、作品を描くことをやめようとしませんでした。

これが彼の転機となる作品「Everyudays」の始まりでした。

Beeple(ビープル)は2021年2月よりNFTの販売を開始しますが、NFTについて次のように語っています。

「私たちは、美術史における次の章、デジタルアートの始まりに立ち会っているのだと思う。これは、物理的なキャンバスでつくられたものと同様に、クラフト、メッセージ、ニュアンス、意図を持った作品であり、この歴史的な瞬間にデジタルアートのコミュニティを代表することができ、大変光栄に思っている。」

そんなBeeple(ビープル)のNFT作品はときに、社会問題を表現することもあり、「Ocean Front」もその1つです。

気候変化によって引き起こされる環境破壊に対して警告メッセージを表現した作品は、約6億9千万円で落札されました。

当作品の収益は環境問題に取り組んでいる慈善団体に寄付されるなど、作品を通して社会貢献活動にも積極的な人物です。

数々の有名クライアント

Beeple(ビープル)はこれまで、数多くのクライアントやアーティストと仕事をしてきました。

クライアントの一部はこちら。

  • LOUIS VUITTON
  • APPLE
  • NIKE
  • COCA-COLA
  • SONY PICTURES

2019年、LOUIS VUITTONの春夏プレタポルテコレクションでは、洋服の一部にBeeple(ビープル)の作品が採用されました。

さらに、これまで提携してきたアーティストは以下とおり。

  • JUSTIN BEIBER
  • EMINEM
  • ONE DIRECTION
  • MARSHMELLO
  • JANET JACKSON

一度は目にしたことがある有名なアーティストと関わってきました。

Beepleの(ビープル)の代表作品

Beepleの(ビープル)の代表作品

NFT市場に最も影響を与えたといっても過言ではないBeeple(ビープル)の代表作を3つご紹介します。

  • Crossroads
  • HUMAN ONE
  • Everydays The First 5000 Days

注目の取引金額にも触れながらご紹介します。

Crossroads

Crossroads
出典:ARTnews JAPAN

まず、ご紹介するのは2020年のアメリカ大統領選挙の際に公表された作品「Crossroads(クロスロード)」です。

作品には、人が行き来する道路端にドナルド・トランプと思われる巨大な人間が横たわっており、大統領選挙の結果を表現するNFTです。

当NFTは最終的に7億5千9百万円で取引されました。

HUMAN ONE

2つ目にご紹介するのは、約2mの実物立体スクリーンに映し出される映像がNFT作品となっている「HUMAN ONE」です。

立体スクリーンには宇宙服を着た人物が歩いており、様々な環境を移動している映像を前後左右から見ることができます。

HUMAN ONEは、スイスのベンチャーキャピタルであるダイアレクティックAGの設立者、ライアン・ズラー氏によって約32億円で取引(2021年11月9日)されました。

Everydays The First 5000 Days

Everydays The First 5000 Days
出典:Speedy

最後にご紹介するのはBeeple(ビープル)の代表作「Everydays The First 5000 Days」です。

タイトル通り、Beeple(ビープル)が2007年から描き続けている「デイリーアートプロジェクト」のコラージュ作品です。

「Everydays The First 5000 Days」は、2021年3月12日にアーティストのオークションハウスであるクリスティーズで取引されました。

落札価格はNFTアート作品のなかでも最高額である約75億円であり、クリスティーズで販売されたアーティスト作品の中でも3番目に高い取引額となりました。

メジャーなオークションハウスで取引されたNFTは「Everydays The First 5000 Days」がはじめてのことでした。

そのうえで、オークションハウスのクリスティーズは「Beeple(ビープル)は最も価値のある存命アーティストのトップ3に入った」と大きな賛辞を送っています。

 

Beepleの(ビープル)まとめ

Beepleの(ビープル)まとめ

本記事では、世界で最も有名なNFTアーティストBeeple(ビープル)はについて解説しました。

本記事の要約

  • Beeple(ビープル)は2007年より毎日作品を描いているデジタルアーティスト
  • LOUIS VUITTONやJUSTIN BEIBERなど数々の企業や著名人と仕事をしてきたアーティスト
  • Beeple(ビープル)の代表作「Everyudays」は約75億円で落札され、NFT市場に大きな影響を与えた

2007年より開始したデイリーアートプロジェクトは現在も続いており、日々新たな作品がBeeple(ビープル)によって生まれています。

これまで取引されたNFT作品のうち、取引価格ランキング上位3つはすべてBeeple(ビープル)の作品です。

今後もNFT市場を牽引してくれる人物の1人であることは間違いないため、今後もBeeple(ビープル)の動向に注目が集まります。

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