Rhizomatiks(ライゾマティクス) NFT

Rhizomatiks(ライゾマティクス)が遂にNFTをリリース!五輪の映像を手がける手腕に迫る!

2021年5月、15年間にわたって技術と表現を探求し続けるクリエイティブ集団Rhizomatiks(ライゾマティクス)」がNFTをリリースしました。

Rhizomatiks(ライゾマティクス)は2016年のリオオリンピック閉会式で東京オリンピックのフラッグハンドオーバーセレモニー映像を手がけた経歴をもっている日本の企業です。

とはいえRhizomatiks(ライゾマティクス)の存在を初めて知った方も多いとおもうので、本記事では以下の内容について解説していきます。

  • Rhizomatiks(ライゾマティクス)の会社概要と実績について
  • Rhizomatiks(ライゾマティクス)がリリースしたNFTアートの詳細
  • Rhizomatiks(ライゾマティクス)が展開する2つのマーケットプレイスについて

本記事を読むことでRhizomatiks(ライゾマティクス)が展開するNFT事業について理解ができ、NFTや仮想通貨投資への新しい知見が得られます。

Rhizomatiks(ライゾマティクス)について知らない方にも、わかりやすく解説していますのでぜひ最後までご覧ください!

Rhizomatiks(ライゾマティクス)とは

Rhizomatiks(ライゾマティクス) NFT
出典:日経XTREND

Rhizomatiks(ライゾマティクス)は、芸術と技術の両者を活用して芸術的プロジェクトを展開している日本のクリエイティブ集団です。

2006年に代表取締役である真鍋大度氏によって設立され、いまでは世界的に認知される会社へと成長を遂げました。

大きく認知される転機となったのは、2008年に手がけた「Electric Stimulus To Face」と呼ばれるYouTube動画。

さまざまな効果音と共に男性の表情が変化する動画「Electric Stimulus To Face」は、1ヵ月で100万回以上の再生数を達成しました。

 

 

そして2016年のリオオリンピックの閉会式では、AR映像による東京オリンピックのフラッグハンドオーバーセレモニー映像を制作するといった一大プロジェクトを担いました。

これまで女性アイドルグループPerfumeや5人組ロックバンドのサカナクションなど、数々のアーティストとコラボして表現の幅を広げています。

創立10周年である2016年を機に新たな部門を立ち上げて、更なる飛躍を続けている日本を代表するクリエイティブ集団です。

Rhizomatiks(ライゾマティクス)のNFT

Rhizomatiks(ライゾマティクス) NFT
出典:JOSYORI

2021年5月12日、Rhizomatiks(ライゾマティクス)は自社が開催した個展「ライゾマティクス_マルティプレックス」にあわせて以下2点のNFTをリリースしました。

  • Rhizomatiks 001 “Gold Rush – Liquid”
  • Rhizomatiks 002 “Gold Rush – Trail”

2つの作品はNFTアーティスト Beepleによって制作されたNFTアート、「Everydays – The First 5000 Days」が関係しているNFTです。

Rhizomatiks(ライゾマティクス)は「Everydays – The First 5000 Days」が落札された2021年3月11日の前後24時間、マーケットプレイスOpenSea上で取引されたNFTを分析。

画像だけでなく映像作品を含めて独自のプログラムで解析し、得られた色のデータをもとにNFTを生成しました。

NFT作品はRhizomatiks(ライゾマティクス)が手がけるマーケットプレイス「NFT-Experiment」で販売され、2022年6月現在はOpenSeaにおいてオファー取引が可能となっています。

以下、各NFT映像の詳細をご紹介します。

Rhizomatiks 001 “Gold Rush – Liquid”

Rhizomatiks(ライゾマティクス) NFT
出典:AXIS
  • 特徴:さまざまな色が水の流れと相まって表現されている作品
  • 最終取引価格:0.44ETH(約11万円)

Rhizomatiks 002 “Gold Rush – Trail”

Rhizomatiks(ライゾマティクス) NFT
出典:AXIS
  • 特徴:無数の色と光の線が流れる映像作品
  • 最終取引価格:0.33ETH(約8万円)

Rhizomatiks(ライゾマティクス)が展開するマーケットプレイス

Rhizomatiks(ライゾマティクス) NFT
出典:NFT Experiment

数々の芸術的プロジェクトを手がけるRhizomatiks(ライゾマティクス)は以下2つのNFTマーケットプレイスを展開しています。

  • NFT Experiment
  • FRGMTRZM NFT

NFTマーケットプレイスを通して提携した企業についても含めて解説していきます。

NFT Experiment

技術と芸術をあわせたサービスを提供するRhizomatiks(ライゾマティクス)は、NFTマーケットプレイス「NFT Experiment」をローンチしています。

NFT Experimentはブロックチェーン技術に定評があるスタートアップ「Kyuzan」との提携によって構築されたマーケットプレイスです。

くおりん
Kyuzanは仮想通貨メディアcoindesk JAPAN運営のN.Avenue株式会社と協業するほどの企業です。

ブロックチェーンは環境負荷を小さくしたPolygonを採用しているプラットフォームです。

またNFT Experimentで出品されるRhizomatiks(ライゾマティクス)のNFTの一部は、株式会社GraconeによるNFTチャリティー活動にも参加しています。

そして3人組のアイドルユニットPerfumeのNFTがNFT Experimentで出品され、初のNFT作品は325万円で落札されました。

国内でローンチされている数少ないNFTマーケットプレイスですが、著名人によって活用さており今後の動向にも注目したいところです。

FRGMTRZM NFT

2021年9月、数々の大企業とコラボをおこなってきたfragment design(フラグメント デザイン)とRhizomatiks(ライゾマティクス)、スタイリスト三田真一氏によってマーケットプレイス「FRGMTRZM NFT」がローンチされました。

そしてあわせてNFT作品「TEST#01」が25エディションにわたって販売され、もっとも高額な取引で1.4ETH(約35万円)を記録しています。

またNFT購入者には、エディション番号が記載されたオリジナルTシャツが特典として贈られました。

Rhizomatiks(ライゾマティクス)と提携しているfragment design(フラグメント デザイン)は、これまで大手ファッションブランドのルイ・ヴィトンや大手スポーツメーカーNIKEとコラボレーションした経歴をもっています。

ルイ・ヴィトンやNIKEもNFT市場へ参入している企業であるため、もしかするとFRGMTRZM NFTにNFTが出品される日も可能性としてはあるのかもしれません。

まとめ

Rhizomatiks(ライゾマティクス) NFT
出典:PR TIMES

本記事ではRhizomatiks(ライゾマティクス)がリリースしたNFTやNFTマーケットプレイスについてご紹介しました。

本記事の要約

  • Rhizomatiks(ライゾマティクス)は真鍋大度氏によって設立され、オリンピック閉会式で使用されたAR映像を手がけるほどの企業
  • Rhizomatiks(ライゾマティクス)がリリースしたNFTは2作品あり、現在もOpenSeaで取引可能
  • Rhizomatiks(ライゾマティクス)が展開するNFT Experimentは、アイドルユニットPerfumeが活用するほどのマーケットプレイス

Rhizomatiks(ライゾマティクス)と関わりをもつ企業には、大手企業との繋がりも持っているため今後の動向に注目が集まっています。

そしてNFT市場が盛り上がりをみせるなか、Rhizomatiks(ライゾマティクス)が手がけたNFTやマーケットプレイスが認知度を高めてくる可能性も十分にあります。

Webメディアにも取り上げられるほどの企業ですので、引き続き新しい情報のリリースを待ちながら関連NFTへ投資するタイミングを計ってみてはいかがでしょうか。

Rhizomatiks(ライゾマティクス) NFT
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