NFTアーティストで有名な「ビープル(Beeple)」と「せきぐちあいみ」の作品をご紹介!

世界的に有名なNFTアーティストとして特に有名な「ビープル(Beeple)」と「せきぐちあいみ」。

彼らの名前を聞いたことはあっても、彼らがどのような人物か、そしてどのような作品で有名なのかをご存じではない方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では「ビープル(Beeple)」と「せきぐちあいみ」のプロフィールと代表作を紹介します。

彼らがどのような人物なのか、どのようなNFT作品を出品しているのか、をここでしっかりと押さえておきましょう!

くおりん
そもそも「NFTって一体何のこと?」という方はこちら

NFTアーティストとは

NFT JAPAN

NFTアーティストとはNFT作品を作成して販売するアーティストのことです。

実際には明確な定義こそ定まってはいないものの、多くのメディアでは上記のように定義しています。

NFTのジャンルは多岐に渡っており、アートや音楽コンテンツをはじめとしてゲームやトレーディングカードゲーム、不動産などさまざまなものが取引されています。

これらの業界の中でアーティストはそれぞれの得意なジャンルで作品を作成し、販売しています

有名NFTアーティストのビープル(Beeple)とせきぐちあいみ

ここからはNFTアーティストとして特に有名な「ビープル(Beeple)」と「せきぐちあいみ」のプロフィールから代表的なNFT作品まで一気にご紹介していきます。

まずは「ビープル(Beeple)」からです!

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Beeple(ビープル)

ビープル(Beeple)のプロフィール

ビープル(Beeple)はアメリカで有名なデジタルアーティストの1人で、グラフィックデザイナーやアニメーターとしても活動しています。

政治的・社会的な要素やポップカルチャーを基盤として、コミカルでファンタジックな作品を描く人として知られています。

ビープルは2007年5月1日から毎日作品を制作する「Everydays」シリーズを開始しています。このプロジェクトは現在も継続中で、連続して5,000日以上に渡ってデジタルアートを制作し続けています。

結婚式の日や子どもの誕生日など、都合の悪い日でも必ず作品を完成させてきました。毎日描くことは、デッサンの腕を磨くためには重要であると考えているそうです。

また、2012年はAdobe Illustrator、2015年はCinema 4Dといったツールを使い、1年に1つのスキルを習得すること、または新たな試みに挑戦することを意識していました。

さらに、作品の一部がルイヴィトンのコレクションのデザインに取り入れられるといった功績も残しています。

そして、2020年2月にNFTの販売を開始。最初の2つのオークションで販売され、ほかの作品は主にマーケットプレイスで販売されています。

 

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Beeple(ビープル)

ビープル(Beeple)の代表作品4選

数多くいるアーティストの中でもいち早くNFT市場に参入したビープル。

ここからはビープルの代表的な作品を4点ほどご紹介いたします。

①:Everydays-The First 5000Days

「Everydays-The First 5000Days」は最も有名なビープルの作品です。

2021年3月に6,940万ドルで売却され、存命中のアーティストによる作品のなかで4番目の高額取引となっています。

この作品はロンドンの世界的なオークションハウスとして知られるクリスティーズが販売した初のNFT作品です。

➡︎クリスティーズの公式サイト

②:HUMAN ONE

2021年11月にクリスティーズのオークションにて2,895万8000ドルで落札された作品が「HUMAN ONE」です。

上記のツイート画像の通り「HUMAN ONE」の作品の特徴として、立体スクリーン上で宇宙服に身をまとっている人間が歩き回っている様子が描かれていること。

この作品はNFTの最高販売額で売却された自身の「Everydays-The First 5000Days」に次いで2番目に高額取引された作品となります。

なお、ビープルの作品のなかで、実物をモデルにしたものはこの作品が初めてです。

③:Ocean Front

「Ocean Front」は約7億5千万円で落札されたビープルの代表作です。

この作品は地球の環境問題を題材にしていて、売上は「Open Earth Foundation」という非営利組織に寄付されています。

仮想通貨業界はマイニングなどの電力が環境破壊に加担しているとの批判を受けていることもあって、ビープルの寄付は称賛の的となりました。

④:Crossroad

「Crossroad」は2020年のアメリカの大統領選挙の結果に基づいて変化するという仕組みを取り入れたアニメーション作品となります。

この作品は66,666.66ドルで売却され、2021年2月に670万ドルで再販売されました。

くおりん
一見、普通のアニメーション動画にも思えますが、一度観てみると引き込まれる何かがあるんです!

 

ビープルに次いで有名なNFTアーティストが「せきぐちあいみ」です。

国内でもっとも有名なアーティストと言っても過言ではない存在の彼女。

彼女はいったいどのような人物なのでしょうか。

ここからは「せきぐちあいみのプロフィールと代表作」を紹介します。

せきぐちあいみのプロフィール

せきぐちあいみはVRアーティストでYouTuber・アイドル・女優・歌手などマルチな活動をしている女性です。

トレードマークのレザーコスチュームに身を包み、音楽に合わせてVRアートを作成する「VRライブペイント」というパフォーマンスをしています。

今までにはなかった最先端のパフォーマンスとその芸術性に世界中から注目を集めています。

2000年代後半に芸能界での活動を始め、アイドルや女優、歌手などさまざま仕事にチャレンジしてきました。
そんな彼女がVRアートに出会ったのが2016年。

この年から仮想空間上で3次元の絵を描くVRアートを専門としたVRアーティストとして活動し始めました。

VRアートはGoogleが開発した「Tilt Brush」というVRペイントアプリを活用して奥行を描けることがポイントで、描き終えた作品は360°様々な方向から鑑賞できます。

さらに、作品は3次元の空間に存在するため作品のなかを自由に歩き回れることも特徴です。

せきぐちあいみの代表作品3選

①:Alternate dimension 幻想絢爛

せきぐちあいみの代表作として「Alternate dimension 幻想絢爛」が挙げられます。

“古いストーリーを打ち破り新しい次元の世界に行く’’というテーマをもとに、3次元のVR空間で描かれたVRアート作品となります。

彼女がはじめてNFT化した作品でもあります。

NFTマーケットプレイス「OpenSea」に出品すると約1,300万円で落札されて衝撃を与えました。

2021年3月頃にこの作品が落札されましたが、この取引がVRアートの注目を浴びるきっかけにもなりました。

②:Messenger of God 【Kitsune】

せきぐちあいみのもう一つのNFT代表作品に「Messenger of God 【Kitsune】」があります。

2021年11月現在では40イーサリアム(日本円で約1500万円)となっています。

また、「Messenger of God」はシリーズ化されている作品で、「OpenSea(オープンシー)」というNFTマーケットプレイスで出品されています。

  • Messenger of God 【Snake】
  • Messenger of God 【Qilin】
  • Messenger of God 【Phoenix】
  • Messenger of God 【Dragon】

といった作品が挙げられます。

「Messenger of God」の作品群の中でも、「Messenger of God 【Kitsune】」が最高額で取引された作品です。

このシリーズは、神秘的な動物をメインに作成したVRアートであり、日本の古風な城や風景を背景に、幻想的な空間を描いた作品です。

③:鏡花水月【水】

「鏡花水月【水】」は2021年5月に開催されたVRイベントを記念して作られた作品です。

くおりん
そのイベントは「VR LIVEPAINT NFT CHARITY AUCTION IN MINAMISOMA」というイベントです。

この作品は2021年11月現在の価格は12イーサリアム(日本円で約447万円)でOpenSeaにて売買されています。

「鏡花水月」はシリーズ化された作品であり、他にも

  • 鏡花水月【月】
  • 鏡花水月【花】
  • 鏡花水月【鏡】

などといった作品があります。

どれもイベントを記念して作られた作品ですが、中で最も高額で公開されているNFTが「鏡花水月【水】」です。

その他有名なNFTアーティスト一覧

ビープルやせきぐちあいみ以外にも、NFTアーティストとして活躍している人は数多く存在します。

その中でも押さえておきたい有名なアーティストを3名ほど紹介します。

主な有名NFTアーティスト

Zombie Zoo Keeper・一般の小学生
出品したドット絵が有名人に購入されて他の作品の価値が跳ね上がった。
スティーブ・アオキ・世界的DJとして有名
SFアート「Neon Future」をNFT化した。
マイク・シノダ・リンキン・パークのメンバー
音楽アルバム「One Hundredth Stream」は3万ドルで落札された。

今後はより多くの著名人が市場に参入し、一般の人がNFTを通じて有名になることも予想されます。

関連記事:NFTアーティストとして有名なクリエイター5選!日本人で有名なクリエイターは小学生?!

NFTアーティストの作品を購入する方法

ここからはNFTアーティストの作品を実際に購入する方法をご紹介します。

基本的には以下の4つのステップで購入できます。

  1. 仮想通貨取引所の口座開設
  2. 仮想通貨のウォレットの作成と送金
  3. マーケットプレイスにウォレットを接続
  4. NFT作品の購入

ここからは各ステップの詳細を解説します。

ステップ①:仮想通貨取引所の口座開設

まずは、仮想通貨取引所で口座を開設することです。

NFTを購入するためにはイーサリアムといった仮想通貨が必要で、仮想通貨を入手するためには仮想通貨取引所の口座を開設します。

国内の仮想通貨取引所にはコインチェックやbitFlyer、GMOコインなどがあります。

それぞれの取引所には各々の特徴がありますので、あなたの好みの取引所を利用しましょう。

例えば、コインチェックは国内トップの仮想通貨取扱数を誇っていて、イーサリアムをはじめ17種類の仮想通貨を取り扱っているといった特徴があります。

ステップ②:仮想通貨のウォレットの作成と送金

2つ目のステップは「仮想通貨のウォレットを作成してイーサリアムを送金する」ことです。

NFTの取引を円滑に進めるためには、資金を管理するためのウォレットが必要です。

一番人気のウォレットである「メタマスク」は多くのマーケットプレイスが対応しているのでおすすめです

基本的にはパソコンのChromeやFirefoxなどのブラウザでインストールして活用しますが、スマートフォンにも対応しています。

ウォレットを作成したら、仮想通貨取引所からイーサリアムを購入してウォレットに送金しましょう。

ステップ③:マーケットプレイスにウォレットを接続

3つ目のステップは、マーケットプレイスにウォレットを接続することです。

ウォレットに送金できたら、NFTの販売や購入ができるマーケットプレイスにウォレットを接続します。

主なマーケットプレイスとして挙げられるところは、OpenSeaやSuperRare、Raribleなどですが、なかでもOpenSeaはもっとも有名で多くのユーザーが取引をしています。

ただし、マーケットプレイスの規模によっては取り扱える作品のジャンルに限りがあるケースもあるので、使いたいマーケットプレイスのことを事前に調べておくことをおすすめします。

ステップ④:NFTアートの購入

最後のステップはNFTの購入です。

ここまで準備が整ったら、あとは好きなNFTを購入するだけです。

この際、購入に必要なイーサリアムが不足していると買えませんので、事前にメタマスクへ送金することを忘れないようにしておきましょう。

まとめ

この記事で紹介した「ビープル」や「せきぐちあいみ」を始めとして、今では多くの世界的なアーティストがNFT作品を出品しています。

2022年現在でも「NFTバブル」と言われており、アーティスト達はもちろんのこと、多くの著名人がNFTアートの作成や販売を行っています。

有名アーティスト達の作品を購入するには、かなりの資金力が必要になりますが、興味のある方は一度マーケットプレイスで確認してみるのはいかがでしょうか?

彼らのNFT作品も数千万円規模で取引される程です。きっとあなたの想像を越える何かがそこにはあるはずです。

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