前回解説した「ラッセン氏とジャックマー氏、隈研吾氏の3人のコラボNFT作品」につづき、今回は、ラッセン氏と隈研吾氏、王伝峰氏の3人のコラボ作品を解説していきます。
前回と同じく、王伝峰氏がどのような人物であり、どのような作品があるのかも解説していきますね。
ラッセン・隈研吾・王伝峰のコラボについて
上記の3名が協力し、上野美術館にて個展を開催することが予定されています。
元々は王伝峰氏と隈研吾氏の2人の個展の予定でしたが、ラッセン氏の日本・アジアの著作権を管理する株式会社デジタルバンクの仲介で、ラッセン氏の作品も同個展で取り扱うことになりました。
また、ラッセン氏のアートフレームを隈研吾氏が作る夢のようなコラボレーション企画も入っているようです。
では、次に王伝峰氏がどのような人物なのかを解説していきます。
王伝峰はどのような活動をしている人?
王伝峰(おうでんうん)氏は、1992年に中国の水墨画では満足できず、絵画芸術でのコラボやイノベーションを得たいと考え、日本での留学を始めました。
王伝峰氏は、日本での自分の絵画の方向性を探り「魚を描くという独自の画風」を確立し、その独特な画風はあふれんばかりの色彩が自在に変化し、魚と水が輝きに満ちています。
そんな王伝峰氏は、2002年に日中国交正常化300周年記念切手のデザインに選出。
2004年には、日本の東京国立博物館で個展を開き、同館設立約100年の歴史の中で、初の存命の芸術家による個展開催となりました。
2008年に、日中平和友好条約締結30周年記念切手のデザインも製作。
2010年、その作品は中日友好協会から明仁天皇に贈呈されました。
このように日本においても活躍し、偉大な作品の数々を残してきた王伝峰氏が本年前半に、上野美術館にて個展を開催されることが予定されているのです。
では次に、同美術館にて個展を開催するラッセン氏と隈研吾氏について軽く解説していきましょう。
ラッセンと隈研吾はどのような活動をしている人物なの?
まずはクリスチャン・リース・ラッセン氏について。
ラッセン氏は、マリンアートと呼ばれる作風で世界的に有名な画家です。
特に日本においては、1990年代以降に特に高い評価を得ています。
次に、隈研吾氏について。
隈研吾氏は、日本の一級建築士であり、デザイナーでもあります。
- 東京大学の特別教授
- 高知県立林業大学高校長
- 岐阜県立森林文化アカデミー特別招聘教授
- 一般社団法人日本ウッドデザイン協会会長
上記のような、凄まじい経歴をもつ一級建築士です。
まとめ
今回もすごい経歴をもつ人たちのコラボですが、そんな3名の個展を同じ美術館で見られる機会もなかなかないでしょう。
また、ラッセン氏のアートフレームを隈研吾氏が作るコラボレーションも期待できますね。
今回はNFT作品ではありませんが、株式会社デジタルバンクの仲介によって、ラッセン氏の作品が見られます。
最後までご覧いただきありがとうございます。
ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。