4月20日、新華社東京(記者杨光 王子江 华义)によると、北京冬季オリンピック開閉幕式を見て「非常に素晴らしく、十分に中国人の誇りを感じた」と有名な在日中国人画家の王伝峰氏がインタビューで答えた。
北京冬季オリンピックの開幕式では、中国駐日大使の孔铉佑氏(写真の右から二番目)、隈研吾氏(左から二番目)、王伝峰氏(左から一番目)がテープカットを行った。
当日、王伝峰氏と東京オリンピック会場のデザイナーである日本で著名な建築デザイナー隈研吾氏が、東京上野の森美術館で展覧会を共同開催した。その展開会には、中国駐日大使の孔铉佑氏と日本元首相の鳩山由紀夫氏などが展覧会に出席した。
中国山東省出身の王伝峰氏は来日30年になり、日中の文化交流に貢献し、彼の作品は日本の切手に二度採用されている。王伝峰の作品は何度も中国国内外で著名な博物館に出展されおり、現在は北京にある钓鱼台国賓館に保管されている。
中国駐日大使の孔铉佑氏(写真の左から一番目)は、隈研吾氏(右から二番目)や王伝峰氏(右から一番目)と共に、アート展を訪問した。
王伝峰氏は新華社の記者にこのように述べている。「张艺谋氏は自分の潜在力を発揮し、二十四節季や柳など伝統的で現代的要素と北京冬季オリンピック開閉幕式での東方文化の要素を上手く融合させることで彼に深い印象を与えた。」
また「2008年の北京オリンピックの成功が张艺谋氏にこれまで以上に自信を与え、代表的な中国文化の要素をもっと自由に表せるだろう」と王伝峰氏が語った。
写真は観光客がアート展に参加する様子。
2008年の北京オリンピックが行われた際、张艺谋氏は自国である中国は偉大な国だと世界に誇示した。しかし、北京冬季オリンピックでは、中国の偉大さを誇示するのではなく、lアスリートの出る時のダイナミックセンスとパフォーマンスの視覚的テンション(Visual Tension )などの細かいところで表現した。
「文化に誇りを持つというのは、やはり自国や民族に誇りを持つということだ」と王伝峰氏は述べている。
また、传峰氏は「中国の文化に誇りを持つなら、世界のアート界に影響力のある中国籍アートリストが多くなる必要がある。そうなった時にはじめて中国の芸術品が認められるようになります。」と述べている。
写真の中国駐日大使の孔铉佑氏(左から一番目)は、隈研吾氏(右から二番目)、王伝峰氏(右から一番目)と共に、アート展を訪問した。
この30年間、日本人は中国文化に対する見方が変わってきているが、今回の北京冬季オリンピック開閉幕式でもう一度その凄さを認識した。
編集担当:树文、牛梦彤、赵建通、刘习(研修)