最近話題のNFT投資を始めたいけど、NFT仮想通貨と一般的な仮想通貨の違いさえよく分からない…
という方も多いのではないでしょうか?
急激に注目を浴び始めたNFT関連銘柄。しかし、情報が少なくどれを選んで良いのか分かりませんよね。
そこで本稿では、NFT関連銘柄と一般的な仮想通貨の違いをお伝えした上で「NFT関連銘柄おすすめランキング8選」をご紹介していきます。
初心者でも分かりやすいように解説していますので、最後まで読み進めてください!
NFT仮想通貨・関連銘柄とは?他の仮想通貨との違いも解説!
NFT仮想通貨・関連銘柄とは「NFTを作成できるブロックチェーンプラットフォーム上の基軸通貨」を指します。
例えば、「Enjin coin/エンジンコイン(ENJ)」というNFT仮想通貨は「Enjin platform/エンジンプラットフォーム」というNFT作成可能なプラットフォームのオンラインゲーム上で発行されている仮想通貨です。
Enjin上でNFTを作成してキャラクターやアイテムを唯一性のある資産として保有し、それらの売買にエンジンコインを通貨として使用できます。
なお、一般的にNFTは「NFTマーケットプレイス」と呼ばれるNFT売買プラットフォームで取引売買が行われますが、そこではビットコインやイーサリアムなど指定された仮想通貨を通じて取引されています。
ゲーム関連の銘柄が特に人気のワケ
NFT銘柄の中でも、特に資金の流入が起こっているのがゲーム関連の銘柄です。
代表的な銘柄2つを紹介します。
ディセントラランド/Decentraland(MANA)
老舗ゲームメーカーであるアタリと提携していて、VR空間のゲーム内にカジノ施設を作ると発表しています。
ゲーム内で用いられるトークンには、アイテムの交換などに使われることを想定しているそうです。
アクシーインフィニティ/Axie Infinity
2021年12月現在、一旦は落ち着きましたが、ゲームをしながら通貨が得られると日本でも参入者が多い事でも知られています。
東南アジアでは、アクシーインフィニティ(Axie Infinity)ゲームで生計を立てている人もいるほどです。
ディセントラランドもアクシーインフィニティも、後に詳細を紹介していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
近年では、オンラインカジノが注目されていることもあり、更に一歩先の未来に向けてゲーム関連銘柄が人気になっています。
NFT関連銘柄の時価総額が急激に上昇!
NFT関連銘柄はNFTの話題性と比例して軒並み価格上昇しており、今後も上昇を続けていくものと想像します。
中でも、急上昇したNFT銘柄として代表的なのが「エンジンコイン(ENJ)」です。
このエンジンコインですが、2021年の2月までは0.5ドルほどの価値しかありませんでした。
しかし、3月に入るとNFTが注目されたこともあって、急激にチャートを上げていきます。
一時期は3.5ドル程度にまで上がり、そこから値段を下げたものの同年の11月になるとチャートが大きく跳ねました。
かなり時価総額としても上がった銘柄だと言えるでしょう。
日本の暗号資産取引所にも上場しているので、馴染みのある投資家も多い通貨となります。
NFT関連銘柄のおすすめランキング8選
ここからは「代表的なNFT関連銘柄」をご紹介していきます。
主力のNFT関連銘柄を8つほどピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください!
エンジンコイン(ENJ)
参照元:公式サイト
通貨(トークン)名 | Enjin Coin(エンジンコイン) |
ティッカーシンボル・単位 | ENJ |
公式サイトURL | https://ja.enjin.io/ |
主な国内取引所 | コインチェック/GMOコイン |
主な海外取引所 | バイナンス/ビットフィネックス |
シンガポールのEnjin Pte. Ltd.が開発している「エンジンコイン」。
Enjinというブロックチェーンを利用したゲーム開発のプラットフォーム内で、基軸通貨として使われる銘柄です。
プラットフォームであるEnjinは2009年から稼働していて、すでに世界中に2000万人以上のユーザーを獲得しています。
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マナ(MANA)
参照元:公式サイト
通貨(トークン)名 | マナ(MANA) |
ティッカーシンボル・単位 | MANA |
公式サイトURL | https://decentraland.org/ |
主な国内取引所 | 国内の取引所で取り扱いなし |
主な海外取引所 | バイナンス |
イーサリアムのブロックチェーンを用いたVRプラットフォームに、ディセントラランドがあります。
このディセントラランド内で使える独自トークンが「マナ(MANA)」です。
2017年に実施されたICOでは2400万ドルも集めたことで話題になりました。
VR空間の中にある土地や建物、アバターといったものがNFTで作られているのが特徴。
自身でアイテムなども作ることができ、それらを外部のNFTマーケットで売買することも可能。
また、別のNFTゲームとの互換性があり、複数のゲームでアイテムが使えるのも魅力です。
テゾス(XTZ)
参照元:公式サイト
通貨(トークン)名 | テゾス(XTZ) |
ティッカーシンボル・単位 | XTZ |
公式サイトURL | https://tezos.com/ |
主な国内取引所 | ビットフライヤー/GMOコイン |
主な海外取引所 | バイナンス/コインベース |
既存の仮想通貨であるイーサリアムと似ているのが「テゾス(XTZ)」です。
イーサリアムとの大きな違いは、ブロックチェーンのハードフォークが起こらない事が特徴。
そのため、将来的に通貨の分岐する必要がないので価格の暴騰や暴落が少ないです。
フランスの中央銀行がテゾスを使ったブロックチェーンの実験を行なっていることもあり、ヨーロッパ諸国にて注目されています。
すでに様々なプロジェクトでも実用が進んでいるので、将来性が明るい暗号資産でしょう。
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アクシーインフィニティ(Axie Infinity)
参照元:公式サイト
通貨(トークン)名 | アクシーインフィニティ(Axie Infinity) |
ティッカーシンボル・単位 | AXS |
公式サイトURL | https://axieinfinity.com/axs/ |
主な国内取引所 | 国内の取引所で取り扱いなし |
主な海外取引所 | バイナンス |
Sky Mavisというベトナムの会社が発行している暗号資産です。
アクシーインフィニティというゲームをプレイしながら、通貨を稼げるのがテーマとなります。
同ゲームはスタート時にキャラクターを購入し、育成して売買を行うことができるのが特徴です。
ゲームの内容としては、キャラクターを育成したり繁殖したりさせて、強いモンスターを育てていくことです。
法定通貨との交換もできるので「正しくゲームで稼げる」というのが魅力です。
国内の取引所は対応していませんが、海外では上場する取引所が増えているのも将来性が明るいと言える材料でしょう。
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サンドボックス(SAND)
参照元:公式サイト
通貨(トークン)名 | サンドボックス(SAND) |
ティッカーシンボル・単位 | SAND |
公式サイトURL | https://www.sandbox.game/jp/ |
主な国内取引所 | 国内の取引所で取り扱いなし |
主な海外取引所 | バイナンス/バイビット |
The Sandboxというゲーム内で使用されている銘柄がサンドボックス。
イーサリアムのブロックチェーンを用いているゲームで、メタバースと呼ばれる仮想空間内でボクセルアートの建物やキャラクター、アイテムなどが作成できます。
マインクラフトに似たゲームだと考えると分かりやすいでしょう。
「The Sandboxと呼ばれるNFTゲームが人気そうだけど、どの様なゲームか分からない」また、「ゲームの始め方や特徴が分からない」 このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこでこの記事ではNFTゲーム[…]
チリーズ(CHZ)
参照元:公式サイト
通貨(トークン)名 | チリーズ(CHZ) |
ティッカーシンボル・単位 | CHZ |
公式サイトURL | https://www.chiliz.com/jp/ |
主な国内取引所 | 国内の取引所で取り扱いなし |
主な海外取引所 | バイナンス |
様々なスポーツクラブと連携しているのがチリーズです。
大手のサッカークラブやNBA、格闘技の団体なども提携していることから、短期間で大きくチャートを上昇させた通貨としても知られています。
各スポーツ団体のファンがチリーズを通して、チームに関わることができるのが特徴の1つ。
Socios.comというプラットフォームの運営をしていて、公式ファントークンが発行されています。
公式ファントークンを所有していると、クラブチームが開催する投票イベントの投票券を取得できます。
トークンを獲得するには「トークンハント」というゲーム感覚の機能があり、無料で取得可能です。
Flow(フロウ/FlOW)
参照元:公式サイト
通貨(トークン)名 | Flow(フロウ/FlOW) |
ティッカーシンボル・単位 | FLOW |
公式サイトURL | https://ja.onflow.org/ |
主な国内取引所 | 国内の取引所で取り扱いなし |
主な海外取引所 | バイナンス |
高速で分散型のブロックチェーンを提供している銘柄になります。
開発者向けですが、アプリケーションやゲーム、デジタルシステムなど幅広く利用できるのがポイント。
元々、イーサリアムのブロックチェーンを介して開発されていたものは多いのですが、より手数料を低くして高速で処理できるのがフロウの特徴になります。
Dapper labsというNFTゲームなどを提供している会社が運営しています。
この会社は、NFTゲームの中でも認知度が高いCryptoKittiesというゲームを開発したことでも有名です。
有名な企業や大学などとも提携していることもあり、将来的にも明るい見通しがあると推測できます。
Rarible/RARI(ラリブル/RARI)
参照元:公式サイト
通貨(トークン)名 | Rarible/RARI(ラリブル/RARI) |
ティッカーシンボル・単位 | RARI |
公式サイトURL | https://rarible.com/ |
主な国内取引所 | 国内の取引所で取り扱いなし |
主な海外取引所 | バイナンス |
ラリブルはNFTの取引ができるマーケットを提供するのが特徴。
オリジナルのデジタル作品の所有権を売買するためのトークンであり、開かれた市場となります。
トークンを所有することによって、ラリブルの利用方針などの提案に対してコミュニティ投票ができるのも特徴です。
また、どのようにNFTを展示するかなどを決定する権利を得られます。
NFTは今後も拡大していくと推測されるため、市場としての価値はこれからも高まっていくでしょう。
つまり、ラリブルのようなマーケットは将来性についても期待できます。
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NFT関連銘柄の選び方の基準
ここからは、NFT関連の銘柄を選ぶ際の基準をご紹介していきます。
NFTはこれから更に注目されるので、概ねの銘柄において値上がりをしているのが現状です。
そのため、投資の対象としてNFT銘柄を考えるという人も少なくありません。
銘柄を選ぶにあたり、どこに重きを置くかによって選ぶ銘柄も変わってきます。
重点によって選ぶべき銘柄をそれぞれご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
暗号資産の本命から選ぶ
NFT銘柄の中でも本命とされるのは「エンジンコイン(ENJ)」です。
エンジンコインが本命とされるのは、大手企業やゲーム企業と提携している点です。
2021年に入って1億人以上のプレイヤーがいると言われる、マインクラフト内で使えるようになっています。
ゲーム内のアイテム売買ができるようになったのですが、この連携によって知名度がかなり向上しました。
他にもマイクロソフトやサムスンといった世界的な企業との連携を深めていて、その領域を拡大しているのがポイントです。
国内の暗号資産取引所でも取引できる通貨として、日本人も期待している人が多いと思われます。
エンジンコイン(ENJ)
- 世界的な大手企業やゲーム企業と連携
- 連携領域を拡大中
- 国内の暗号資産取引所でも取引できる
話題性から選ぶ
話題性からNFT銘柄を選ぶということを考えると「チリーズ(CHZ)」がおすすめです。
チリーズは各種スポーツクラブや団体と提携を進めている銘柄です。
サッカーを中心にバスケットボールや格闘技など、その競技が好きな人なら誰でも知っているようなビッグクラブと提携しています。
このことで大きくチャートを上昇させたことからも分かるように、話題性という意味ではかなり大きなものでしょう。
また、これまでファンの立場からすれば、関わることが難しかったユニフォームのデザインや選手の獲得などにも自分の意見を出すことができます。
チームの応援だけではなく、幅広く利用できる将来性もあるのがチリーズの魅力でしょう。
チリーズ(CHZ)
- 各種スポーツのビッグクラブと連携
- 話題性が大きい
- 応援するチームと一歩深く関われる
時価総額から選ぶ
NFT銘柄の時価総額を見た場合、「Axie Infinity」がトップになっており、2位はシータ、3位はテゾスとなります。
ただ、2021年12月時点でのデータですので、また今後は入れ替わるかもしれません。
株式投資においては時価総額も判断基準の1つですが、仮想通貨であってもこれは同じだと考えて良いでしょう。
インフルエンサーの情報から選ぶ
基本的に海外で話題になった仮想通貨の中から、主要なものが日本国内でも取り扱いされる流れなので、海外インフルエンサーに注目しておきましょう。
NFT銘柄はまだ日本国内の取引所で取り扱いが少ないのが現状で、国内だけでは十分な情報を得ることができません。
そのため、海外インフルエンサーを追っておくと最新情報が手に入ります。
やはりSNSではTwitterが分かりやすいですが、海外ではテレグラムで意見交換する事も多いです。
NFT関連の仮想通貨を購入できる取引所
ここからは、NFT関連の仮想通貨を購入できる取引所をご紹介します。
国内の取引所では取り扱っている通貨がまだまだ少ないですよね。
そのため、原則としてNFT関連の銘柄は海外の取引所を使うことになるでしょう。
バイナンス
参照元:バイナンス公式サイト
世界でも屈指の仮想通貨取引所がバイナンスです。
700以上の仮想通貨を取り扱っていて、NFT関連の銘柄にしても取引できる通貨も存在します。
口座の開設も簡単にできますし、取引高では世界1位です。
日本語でも扱えるので安心して取引できます。
対応も良く、2019年のハッキングがあった時も顧客資金は全額保証され、私たち投資家には被害が一切ありませんでした。
現在は、ISO(国際標準化機構)のセキュリティ認証も行っているので、安心できる取引所です。
- 700以上の仮想通貨取扱、取引高世界1位
- 口座開設が簡単、日本語も対応
- ISOのセキュリティ認証で安心
コインチェック
参照元:コインチェック公式サイト
国内の仮想通貨取引所では大手のコインチェック。
NFT関連の銘柄であるエンジンコイン(ENJ)に対応しています。
国内では取引通貨数NO.1です。
まだNFT関連銘柄の取り扱いは少ないのですが、将来的には銘柄数が増えていく可能性が高いでしょう。
管理画面や取引画面が見やすいのが特徴で、初心者の方でも扱いやすいです。
手数料やサービス面でもだんだんと充実していますし、親会社が東証一部上場企業のマネックスグループというのも大きなポイントですね。
- エンジンコイン(ENJ)に対応
- 管理や取引の画面が見やすく初心者OK
- 親会社が東証一部上場会社マネックスグループ
ビットフライヤー
参照元:ビットフライヤー公式サイト
ビットフライヤーも国内の大手仮想通貨取引所の1つ。
NFT銘柄で言えば、テゾス(XTZ)を購入できます。
ビットフライヤーはセキュリティに強いイメージがあり、ハッキング被害に備えた資産保障があるので安心できる取引所です。
また、アプリも使い勝手が良く、人気の高い取引所の一つです。
コインチェックと同様に、将来的にはNFT関連銘柄の取り扱いが増えていくと推測されます。
- テゾス(XTZ)が購入可能
- 強いセキュリティと資産補償で安心
- アプリの使い勝手が良い
まとめ
今回はNFT仮想通貨・関連銘柄についての情報をご紹介しました。
NFTとはデジタルデータに資産価値を与えるもので、NFT仮想通貨とはNFT作成可能なプラットフォーム上での通貨のことです。
2021年はNFT元年とも言われ、NFT化して資産価値を持ったアート、音楽、ゲームなどのデジタルデータが巨額で取引されたことが話題となり、NFT作成可能プラットフォームでの取引も活発になりました。
NFT関連銘柄は今後の世の中の在り方を変えていく可能性もあることから、投資の一分野としても重視されています。
海外での取り扱いがメインなのがNFT関連銘柄のデメリットですが、国内取引所でも扱うようになってきているのが現状です。
このまま国内の仮想通貨取引所でNFT関連銘柄の取り扱いが増えれば、日本人ユーザーとしても投資しやすい対象と想像されます。
NHT仮想通貨・関連銘柄は今後も注目され、より活発になる銘柄と言えるでしょう。