国内でも認知を広げているNFT業界ではさまざまなマーケットプレイスがリリースされています。
NFTの売買を始めようとしてもマーケットプレイスの種類が多く、どれを選べばよいのか迷いますよね。
そこで本記事ではマーケットプレイスのなかでも、NFTゲームを主に取り扱っているmiimeの主な特徴や購入方法を紹介します。
miimeについて詳しく知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
miime(ミーム)とは
miimeはNFTの売買を行う際に必要なマーケットプレイスの1つです。
NFTとは音楽や写真などのデジタル作品に所有権を与えて、唯一無二の価値であることを担保して管理するデジタル資産のことです。
ブロックチェーン技術によって取引記録が公開されることで、簡単に改ざんや複製ができないようになっています。
NFTをマーケットプレイスにアップロードすることで、ユーザー同士が自由に取引できるようになっており、購入後の二次販売ができる仕組みも特徴です。
そんなNFTの取引をする場であるmiimeは、多種多様なマーケットプレイスの中でも特にNFTゲームで使用するキャラクターやアイテムの売買ができるマーケットプレイスとなっています。
ゲーム内で育成したキャラクターや、入手したアイテムをマーケットプレイス上で販売することで収益をあげられることが特徴で、2022年1月現在では10種類のNFTゲームを取り扱っています。
また、仮想通貨や米ドルなどを使って取引をするマーケットプレイスが多いなか、miimeは日本円でも取引が可能な市場です。
miime(ミーム)の3つの特徴
ここからはmiimeの3つの特徴をそれぞれ紹介します。
特徴①:日本語のNFTゲームを取り扱っている
miimeの大きな特徴として、日本語のNFTゲームを取り扱っていることが挙げられます。
現在、miimeで取り扱っているゲームは10種類ありますが、そのうち7種類が日本語対応となっており、日本発のNFTゲームもリリースしています。
また、miimeは国内初のマーケットプレイスのため、サイト自体も日本語に対応しています。
すでにリリースされているマーケットプレイスは主に海外で作成されているため、日本語に対応しているところは多くありません。
そのため、国内でNFTゲームの売買を行いたい場合に、miimeは日本人にとって使いやすいマーケットプレイスだといえるでしょう。
特徴②:法定通貨での売買が可能
法定通貨での売買が可能であることは、初めて利用される方にとっても大きな特徴だといえるでしょう。
法定通貨とは日本円やドルなどの法律で定められている通貨のことを指しており、miimeではこの法定通貨での取引が可能です。
マーケットプレイスの多くは、イーサリアムのような仮想通貨を使った取引しかできないところがほとんどでした。
しかし、miimeでは法定通貨はもちろんクレジットカードでの決済も可能です。
そのため、これまで仮想通貨を保有しておらず、NFTの取引ができなかった方でも、簡単に利用ができるようになっています。
miimeの仕組みによって、マーケットプレイスを利用する際のハードルが下がったといえるでしょう。
特徴③:Openseaで出品されているNFTの購入が可能
miime上のNFTだけではなく、Openseaで出品されているNFTの購入が可能であることも特徴の1つです。
OpenseaとはNFTの売買に必要なマーケットプレイスの1つです。
miimeはOpenseaと提携していることもあり、Openseaで出品されているNFTを購入できるようになっています。
miimeが取り扱っているタイトルと同様のNFTであれば、Openseaに移動せずに作品の詳細情報が確認できるので、miime上で購入まで行えます。
NFTを探す際に、miimeとOpenseaの両方を確認する必要なく取引できるので、手間が省けて非常に便利だといえるでしょう。
miimeで取り扱っているNFTゲーム
ここからは実際にmiimeで取り扱っているNFTゲームの詳細を紹介します。
現在miimeで取り扱っているNFTゲームは10種類あるので、それぞれの特徴や詳細を紹介します。
種類①:Brave Frontier Heroes
Brave Frontier Heroesは2020年にリリースされた、最大5vs5のバトルができるRPGゲームです。
ゲームを進める際のクエストにクリアすると装備品を受け取ることができ、最強の召喚士を目指してキャラクターを育てていくことになります。
所有している装備品やキャラクターに関して、プレイしているユーザー同士での取引が可能です。
装備品やキャラクターには個数制限があり、レアリティの高いアイテムは性能も高い特徴があります。
そのため、実際に入手したキャラクターやレアリティの高いアイテムを、NFTとして売却することで収益を得る方法もあります。
種類②:My Crypto Heroes
My Crypto Heroesは日本発のNFTゲームとして2018年にリリースされた、過去の英雄たちに装備品を装着させて、相手と対戦させていくRPGゲームです。
ゲームで行えるコンテンツとしては、「クエスト」「バトル」「ランド」「マーケット」「アートエディット」の5つが挙げられます。
また、一部のヒーローや装備品などはNFTとして取引を行うことが可能です。
miimeやOpenseaといったマーケットプレイス上で売却できれば、利益として受け取れます。
費用を掛けずに無課金で始めることもできるので、気になる方はスマートフォンやパソコンでアカウントを作成して始めてみましょう。
種類③:Crypto Spells
Crypto Spellsは2019年にリリースされた、デジタルカードゲームです。
大きな特徴として、オリジナルのカードを作成できることやレアカードの売買が可能であることなどが挙げられます。
主なゲーム内容はカードのクオリティに応じた入手方法でカードを集めることや、集めたカードを使って対戦を行い、公式の大会へ出場することなどです。
所有しているレアカードを売却したい場合はマーケットプレイスに出品して、売却できれば収益を得られます。
Crypto Spellsはスマートフォンやパソコンなどで遊べることができるので、気になる方はダウンロードしてみましょう。
種類④:Sorare
Sorareは2021年にリリースされた、ファンタジーフットボールゲームです。
現実の世界で行われたサッカーの試合結果が、ゲーム内の点数にも反映されるという特徴があります。
自分が好きな選手や、すでに世界で活躍されている選手がカードとして入手できるようになっているので、サッカーファンの方から注目を集めているゲームです。
自由に5人の選手を選出でき、選出した選手が現実世界でどの程度活躍したかの評価が、ゲーム内にもリンクされる仕組みです。
実際に行われた試合で活躍したパフォーマンスに応じてポイントを獲得することができ、選手のレベルを上がると報酬を得られます。
また、ゲーム内の成績が上位のユーザーには、レアカードや仮想通貨がもらえるなどの報酬も得られるので、現実世界での選手のパフォーマンスを確認しておくとよいでしょう。
Sorareはパソコンから公式サイトへの会員登録を行えば、簡単に始めることができるのでサッカーゲームに興味がある方におすすめです。
種類⑤:CHOJO-CryptoGirlsArena
CHOJO-CryptoGirlsArenaは2022年にリリースされた、美少女の格闘技をテーマとした激闘体験型のRPGゲームです。
64人もの美少女ファイターが登録されており、それぞれの特性や技を組み合わせてオリジナルチームを作成します。
また、ファイターの育成を行いファイターのなかのトップを目指して、バトルを繰り広げていきます。
単純なバトルゲームではなく、バトルを通じてファイターが成長していく過程やファイターとなった背景なども楽しめるゲームです。
CHOJO-CryptoGirlsArenaはスマートフォンやパソコンで始めることができるので、バトルゲームに興味がある方はぜひ登録してみましょう。
種類⑥:Contract Servant
Contract Servantは2020年にリリースされた、カードバトルゲームです。
ゲームをプレイするユーザーに能力を求める内容となっており、デッキを作成する際の戦略やカードの選択が重要となります。
ゲームに登場するカードは通称「サーバント」と呼ばれ、それぞれ異なる戦術やステータスが組み込まれています。
バトルを行う場合のサーバントは8体編成で、スクエア上のマスに「防御」「攻撃」「魔法・回復」を設置することが一般的です。
また、この編成も相手の編成にとって有利であるかどうかを見極めることが重要なので、ユーザーは常に頭を使ってゲームをプレイする必要があります。
Contract Servantはスマートフォンやパソコンなどで始めることが可能です。
種類⑦:EGGRYPTO
EGGRYPTOは2020年にリリースされた、RPGゲームです。
世界に1体しかいない自分だけのモンスターをふ化させて育成していき、バトルを繰り広げるゲームとなっています。
モンスターにはそれぞれ個性が与えられているため、ゲーム内に同じモンスターは存在しない設定です。
モンスターの見た目からスキルや能力まですべて異なるので、これまでのコンシューマーゲームとは違ったそれぞれの育成が楽しめる内容になっています。
EGGRYPTOは無料で始めることができるので、まずは様子見をしてから本格的に始めたい方にとって始めやすいゲームだといえるでしょう。
種類⑧:Gods Unchained
Gods Unchainedはユーザー同士でバトルを行うトレーディングカードバトルです。
ゲーム内で必要となるカードキャラクターは「God」と呼ばれており、「Nature」「Magic」「War」「Death」「Light」「Deception」の6種類に分けられています。
種類ごとに特徴がありますが、初めて利用する方はバランスの取れる「Nature」からスタートするとよいでしょう。
構成する際にはGodや属性カードなどを30枚選ぶことができ、対戦相手のHPを削りきると勝利となります。
またGods Unchainedはすでにeスポーツの開催が決定しているなど、注目を集めるNFTゲームの1つだといえるでしょう。
種類⑨:Venus Scramble
Venus Scrambleは2020年にリリースされた、RPGゲームです。
女神の育成やバトルをメインとしており、約400人ものキャラクターが登録されています。
女神には「ファイター」「レンジャー」「ブレイカー」「ヒーラー」「ソーサラー」の5つのタイプに分けられているので、タイプに適した構成を考えることが重要です。
また、Venus Scrambleの大きな特徴として育成した女神を、別のゲームでも活用できるような仕組みを搭載していくこと公式サイトで発表されています。
2022年1月時点ではまだ実現されていませんが、複数のゲームで同一のキャラクターが扱えることはメリットでもあるでしょう。
Venus Scrambleはスマートフォンやパソコンなどで、ゲームアプリをダウンロードすれば簡単に始められます。
種類⑩:The Sandbox
The Sandboxは2012年にリリースされた、サンドボックスゲームです。
仮想空間内に自分のキャラクターを自由に作成できることや、アイテムの収集やゲーム内にある謎解きを行うなど、自由に行動できるゲームとなっています。
似通っている身近なゲームでは「マインクラフト」が挙げられます。
キャラクターやアイテムの作成にはツールが必要となりますが、ツールは無料なので費用はかかりません。
そのため、作成したものをマーケットプレイスに出品して収益を得ることも可能です。
The Sandboxはパソコンで始められます。
miimeを始めるための準備
miimeを始める場合に、準備しておくべきことは以下の3つです。
miimeを始めるための準備
① 国内取引所で口座を開設し、仮想通貨であるイーサリアムを購入する |
② ウォレットをインストールして登録を行う |
③ 購入したイーサリアムをウォレットへと送金する |
購入したイーサリアムはウォレットへ送金する必要があるので、メタマスクへの登録を行ってイーサリアムを送金しましょう。
miimeの主要決済は仮想通貨であるイーサリアムとなるので、まずは取引所にて口座を開設してイーサリアムを購入しましょう。
イーサリアムの送金が完了すれば、miimeを始めるための準備は終了です。
miimeでNFTを購入する方法
最後にmiimeでNFTを購入する方法を、3つの手順に分けて紹介します。
手順①:miimeとウォレットを接続
まずは、イーサリアムの送金が完了しているウォレットとmiimeを接続しなければなりません。
miimeトップ画面よりログインを行うと、ウォレットを選ぶ画面へと進むので、使用するウォレットを選択しましょう。
手順②:購入したいNFT作品を選択
続いて、実際に購入したいNFT作品を選びます。
タイトル欄に表示されている作品はすべて購入可能なので、気になる作品があればアイコンをクリックしましょう。
また、価格の安い順番や新着順などのように並び替えも可能なので、フィルターも活用してタイプを絞って表示させることもおすすめです。
手順③:仮想通貨もしくは法定通貨で購入
最後に、購入したい作品が決まればアイテムの詳細や金額を確認して購入を行います。
miimeでは仮想通貨と法定通貨のどちらも使用できるので、好きな通貨を選択して購入しましょう。
miimeとはNFTゲームを主に取り扱うマーケットプレイス
いかがでしたでしょうか?
miimeには日本語のNFTゲームを取り扱っていることや、法定通貨が使えるなどの特徴があります。
サイト自体が日本語に対応していることも踏まえると、初めて利用する方にもおすすめのマーケットプレイスだといえるでしょう。
miimeにはすでにBrave Frontier Heroes やSorare など、10種類もの幅広いジャンルのNFTゲームが公開されています。
miime上で購入をしたい場合は、並び替え機能やフィルターを活用して作品を選び仮想通貨もしくは法定通貨で購入しましょう。