◆ArtBlocks/アートブロックとは?自動生成されるNFTの特徴と始め方を徹底解説

  • ArtBlocksってどんなプラットフォームなの?
  • 他のNFTプラットフォームとの違いってなに?
  • ArtBlocksでどうやってNFTを購入するの?

こんな疑問にお応えします。

ArtBlocks(アートブロック)は、ブロックチェーン上にアルゴリズムをアップロードしておくことで、自動的にNFTアートが生成されるNFTプラットフォームです。

購入者はウォレットに作品が届くまでNFTを確認できませんが、ランダムにNFTが生成される独自的な販売システムに注目が集まっています。

本記事でわかること

  • ArtBlocksでNFTが生成される仕組み
  • 他のプラットフォームとは異なるArtBlocksの特徴
  • ArtBlocksでNFTを購入する方法

本記事を読むことで、ArtBlocksの特徴や注目されている理由を理解することができます。

これからNFTを購入しようと考えている方にも役立つ情報が書かれているので、ぜひ最後までご覧ください。

 

ArtBlocks/アートブロックとは

ArtBlocks/アートブロックとは

ArtBlocks(アートブロック)とは、ジェネレーティブアートが自動的に生成される独自的なNFTプラットフォームです。

ジェネレーティブアートとは、「スクリプト(プログラム)で制御して生成される画像や動画」のことをいいます。

ジェネレーティブアートと呼ばれるNFTはすでに発行・販売されていますが、ArtBlocksはジェネレーティブアーティスト専門のプラットフォームとして存在しています。

またArtBlocksで発行されたNFTがOpenSeaでの取引により1800ETHで購入されたことで大きな注目を集めました。

独自のNFT生成方法と確かな販売実績によって現在では3番目の取引量を誇るNFTプラットフォームへと成長しています。

ArtBlocks/アートブロックの特徴

ArtBlocks/アートブロックの特徴

自動的にNFTアートを生成するArtBlocks(アートブロック)の特徴を2つご紹介します。

  • ランダム要素があるジェネレーティブアート作品
  • 販売手数料とロイヤリティ

さっそくわかりやすく解説していきます。

ランダム要素があるジェネレーティブアート作品

ArtBlocks(アートブロック)はジェネレーティブアートを販売するNFTプラットフォームです。

ジェネレーティブアートが生成される仕組みはブロックチェーンによって自動化しています。

まずArtBlocksを利用するクリエイターがジェネラティブスクリプト、またはアルゴリズムをアップロードします。

同時に、NFT作品の発行総数と販売価格を設定します。

この一連の情報はEthereumブロックチェーン上に格納されて仕組み化されます。

そして、ユーザーが作品を購入すると、記録されたアルゴリズムのもと、色やデザインなどランダムに作品が生成されます。

生成されたNFTはユーザーのウォレットに送付されますが、手元に届くまで作品の全貌はわかりません。

ランダムに生成される作品への期待が、ジェネレーティブアートの大きな魅力でもあります。

販売手数料とロイヤリティ

ジェネレーティブアートのプラットフォームであるArtBlocks(アートブロック)の販売手数料は10%です。

作品が購入されると、購入価格の10%がArtBlocksへ送金され、残りの金額が販売者へ送金される仕組みとなっています。

また、他のプラットフォームで二次販売された際にはロイヤリティが発生します。

内訳は次のとおりです。

アーティスト5%
販売プラットフォーム2.5%
ArtBlocks 
2.5%

例えば、アーティストAの生成したNFT作品BがOpenSeaで100ETHで売れたと仮定しましょう。

アーティストA5ETH
ArtBlocks2.5ETH
OpenSea2.5ETH

以上のロイヤリティが発生します。

販売されるプラットフォームにもメリットがある仕組みに設定されています。

ArtBlocks/アートブロックの始め方

ArtBlocks/アートブロックの始め方

それでは、ArtBlocks(アートブロック)を始める方法について次の3ステップで解説します。

  • メタマスクと接続
  • NFTを購入
  • 生成要素の決定

画像を用いながら、わかりやすく解説していきます。

メタマスクと接続

まずはメタマスクをArtBlocksへ接続します。

ArtBlocksの公式サイトへアクセス。

ホーム画面右上の「connect」をクリック。

ホーム画面右上の「connect」をクリック。

接続するウォレットの選択画面に移るので「Metamask」を選択しましょう。

Metamask

メタマスクが起動して「パスワード」を求められるので入力。

メタマスク

作業を進めていくと、利用規約の確認画面に移ります。

文章を下までスクロールして「accept」をクリック。

accept

ホーム画面右上の「connect」が数字列に変わっていれば接続完了です。

NFTを購入

次にNFTの購入方法を解説します。

ホーム画面上部のメニューから作品を探します。

メニュー項目の意味は以下のとおりです。

  • curated collection:ArtBlocksを象徴する選別された作品
  • all project:すべての作品
  • artists:ArtBlocksに登録されているNFTアーティストの一覧

「all project」をクリックすると作品が一覧表示されます。

all project

画面右の「>」をクリックすると作品のイメージが表示されます。

「open」と表示があるものが購入可能な作品です。

open

気になる作品を見つけたらタイトルをクリック。

概要や価格が表示されるので、問題なければ「PURCHASE MINT」をクリック。

PURCHASE MINT

メタマスクが起動するので、手続きを進めれば購入完了です。

生成要素の決定

取引が確認されると、生成コンテンツが表示されます。

まさに購入した瞬間にスマートコントラクトを操作して作品が生成されます。

クリエイターのアルゴリズムによって生成コンテンツは異なるので、好みのプロジェクトを選択しましょう。

作品はあくまでアーティストの意向が反映されますが、ランダムに生成されます。

これがArtBlocksの特徴的な魅力です。

普遍的な作品があれば、レアリティの高い作品がウォレットに届く可能性もあります。

実際に、ArtBlocksで生成されたNFT、「ChromieSquiggle」は二次販売で945ETH(約3億円)で取引されたこともあります。

同じ作品価格でもランダム要素が加わることで、想定以上の作品を手に入れられる可能性があります。

ブロックチェーンの技術によって生まれ変わったジェネレーティブアートに触れてみましょう。

ArtBlocks/アートブロックのまとめ

ArtBlocks/アートブロックのまとめ

本記事では、ジェネレーティブアートを生成するNFTプラットフォームであるArtBlocks(アートブロック)について解説しました。

本記事の要約はこちら

  • ArtBlocksは自動でNFTが生成されるプラットフォーム
  • ランダムにNFTが生成されるため、レアリティの高い作品が届く可能性もある
  • ArtBlocksの始め方は、初心者にも簡単な3ステップで可能

急成長を続けるNFT市場に、ジェネレーティブアートという新たな要素が加わり、更に注目を集める市場となりました。

ArtBlocksではランダムに作品が生成され、手元にNFTが送られるまで全貌を確認できません。

だからこそレアリティの高い作品が送られるチャンスがあるため、これまで多くの販売実績を残してきました。

今では3番目となるNFTマーケットプレイスへと成長しましたが、今後の動向にも目が離せません。

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