- LooksRareって一体どんなマーケットプレイスなの?
- LooksRareを使うメリットを知りたい
- LooksRareの始め方を知りたい
こんな疑問にお応えします。
LooksRareは、独自トークンLOOKSを有する分散型のNFTマーケットプレイスです。
OpenSeaに対して、LooksRareのガバナンストークンであるLOOKSをエアドロップしたことで非常に大きな話題となりました。
本記事では、LooksRareの特徴と始め方について解説していきます。
本記事でわかること
- 稼げるNFTマーケットプレイスである理由
- 分散型マーケットプレイスLooksRareの特徴
- LooksRareの始め方
本記事を読むことで、大きな話題となったLooksRareの全貌を理解でき、始め方まで知ることができます。
はじめてNFTを購入する方にもわかりやすく解説するので、ぜひご覧ください。
LooksRare(ルックスレア)とは
LooksRareは、2022年1月からサービスを開始した分散型のNFTプラットフォームです。
世界最大級のNFTマーケットプレイス「OpenSea」と同じパブリック型のNFTマーケットプレイスなので、Ethereum上のNFT作品であれば誰でも出品が可能です。
OpenSeaとの共通点も多いのですが、LooksRareの手数料は2%と比較的安い手数料設定となっています。
また、中央集権的な運営を行っているOpenSeaに対して、LooksRareはコミュニティーによる運営を行うと明言しています。
ほかにもNFTの売買によってLOOKSトークンが購入者と販売者に配布されるなど、気になる取り組みが行われているマーケットプレイスです。
LOOKSトークンとは
通貨シンボル | LOOKS |
現在価格(2022年2月) | 約237円 |
時価総額 | 46,081,559,633円 |
時価総額ランキング | 2382位 |
取引できる取引所 | Bybit、Gate.io、Huobi Global |
LooksRareが発行するLOOKSは、プラットフォーム内で利用されるトークンです。
世界最大級のマーケットプレイスであるOpenSeaユーザーへ、 LOOKSをエアドロップしたことで大きな話題を集めました。
取引所への上場後は、約4倍となる814円まで価格を上げましたが、現在は上場時とほぼ同価格帯である200円台で推移しています。
仮想通貨市場全体を通して下落傾向にあるため、懸念材料とは考えにくい状態でしょう。
また公式サイトでは、将来的にLOOKSをガバナンストークンにすることを発表しています。
ガバナンストークンとは、プロジェクトの運営方針などの投票権を得られるトークンをいいます。
LooksRareの運営に関わりたい方は、今のうちにLOOKSを購入しておくことをおすすめします。
LooksRare(ルックスレア)の特徴
ここからはLooksRareの特徴を3つ紹介します。
- Open Sea利用者へトークン配布
- ステーキングで稼げるマーケットプレイス
1つずつわかりやすく解説していきます。
OpenSea利用者へトークン配布
LookRareは世界最大級マーケットプレイスのOpenSeaユーザーへ、独自トークンである「LOOKS」のエアドロップを行いました。
エアドロップとは新しくつくられた独自トークンを無料配布するイベントをいいます。
無料配布の対象のOpenSeaユーザーは次のとおりです。
【2021年6月16日〜2021年12月16日の間、3ETH以上の取引をおこなったユーザー】
この手法は、既存プロジェクトからのユーザー流入を狙った「ヴァンパイアアタック」と呼ばれています。
つまり、OpenSeaで積極的にNFTの取引をしているユーザーへLOOKSトークンを無料配布することで、LooksRareへの利用者流入を狙った施策です。
実際に1月にはLooksRareの取引量がOpenSeaを上回る結果となりました。
大胆なエアドロップを実施し、見事ユーザー獲得をしたLooksRareの今後の動きにも注目が集まります。
ステーキングで稼げるマーケットプレイス
LooksRareが発行している独自トークン「LOOKS」をステーキングすることで、LOOKSを増やすことができます。
LooksRareの公式サイトでは「Uniswap」でステーキングを行うことを勧めています。
公式サイトで確認できる現在の利回りは「約224%」です。
しかし1月には約900%の数値をマークしており、安定した利回り率を得られているとはいえません。
とはいえ魅力的な利率であることは間違いないので、情報収集をしながら挑戦してみることをおすすめします。
LooksRare(ルックスレア)の始め方
LooksRareの始め方について解説していきます。
まずはじめに、ウォレットとマーケットの接続をおこないます。
公式サイトへアクセスして右上のウォレットマークをクリック。
次に使用するウォレットを選択します。
メタマスクを使用する場合はメタマスクを選択します。
パスワードを入力し、手順に従って接続して下の画面が表示されれば、接続完了です。
LooksRare(ルックスレア)でNFTを購入する方法
続いてNFTの購入手順について解説します。
LooksaRareでNFTを購入する際に利用する通貨は以下の2つです。
ETH(イーサリアム) | ・固定価格での購入 |
WETH(ラップドイーサ) | ・固定価格で購入 ・オークション形式で購入 ・コレクション全体をオファー |
通貨によって選択できる購入形式が異なるので、自分の購入したい方法に応じて通貨を準備しておきましょう。
次の2つの購入方法に分けて解説していきます。
- 固定価格での購入
- オークション形式での購入
さっそく解説していきます。
固定価格での購入
公式サイトにアクセスして「Explore NFTs」をクリック。
作品一覧が表示されます。
画面左の「Buy Now」をチェックすると、販売中のNFTのみ表示されるので、クリックしておきましょう。
購入したい作品の「Buy Now」をクリック。
購入通貨の選択に進ので、利用したい通貨を選択して「Buy」をクリック。
メタマスクが立ち上がるので「署名」をクリックして手続きを進めると購入完了となります。
オークション形式で購入
次にオークション形式での購入方法を解説します。
まず、購入したい作品をクリックします。
次に「Make Offer」をクリック。
オファーしたい金額の入力に進むので、希望金額を入力します。
※オークション形式の利用通貨はWTHEのみ
右下の「Make Offer」をクリックするとメタマスクが起動するので、問題なければ手続きを進めてください。
以上でオファーは完了です。
LooksRare(ルックスレア)の始め方まとめ
本記事では、分散型NFTマーケットプレイス「LooksRare」について解説しました。
本記事の要約はこちら
- LooksRareは手数料2%とOpenSeaよりも手数料が安い
- OpenSeaのユーザーに対して、独自トークンであるLOOKSをエアドロップ
- LOOKSトークンのステーキングにより資産を増やせる可能性がある
OpenSeaとは異なる特徴をもっている、「収益化」に特化した分散型のNFTマーケットプレイスが誕生しました。
ウォレットさえ準備していれば、簡単に始めることができるので初心者にもおすすめです。
また、LOOKSトークンへのガバナンス実装により、将来的には運営にも関われる可能性があります。
今後の動向に注目が集まるNFTマーケットプレイスであることは間違いないため、引き続き情報を集めながら利用してみましょう。