Adam byGMOとは?使い方や購入/出品方法・手数料や評判・口コミまで徹底解説!

2021年から大盛り上がりを見せているNFT。

国内大手インターネットインフラ企業の「GMOインターネットグループ」がNFT市場に参入しました。

同社は「Adam byGMO」という名前のNFTマーケットプレイスをリリースしています。

そこで本稿ではGMOが展開する「Adam byGMOの特徴」「サービスの始め方や出品・購入方法」まで徹底的に解説します。

初心者の方でもわかりやすいように解説しています。
気になっている人はぜひ最後まで読み進めてくださいね!

Adam byGMOとは?

プラットフォーム名Adam byGMO
サービス開始日β版:2021年8月31日
正式版:2021年12月13日
取り扱っているNFTデジタルコンテンツ
決済通貨・イーサリアム
・日本円(クレジットカード/銀行振込)
対応しているウォレットMetaMask(メタマスク)
運営会社GMOアダム株式会社
公式サイト公式サイト 
公式Twitter公式Twitter

Adam byGMOとは2021年8月に誕生したNFTのプラットフォーム。

GMOインターネットグループとサムライパートナーズの共同出資である新会社「GMOアダム株式会社」がこのサービスを提供しています。

2021年時点でリリースされてからまだ間もないこともあって、人気のあるNFTゲームの取り扱いはあまりしていません。

しかし、アートやイラスト・漫画の他にも音楽やYouTubeなどの複数のデジタルコンテンツが出品されています。

また、多方面で活躍する著名人の作品が1100点以上出品されており、好きな著名人が作成したNFT作品を購入することが可能です。

Adam byGMOの3つの特徴

ここからはAdam byGMOの3つの特徴についてご紹介していきます。

購入者だけでなく、出品者にとっても嬉しいシステムになっています。

ここでサービスの特徴やメリットなどを理解しておきましょう!

特徴①:日本円でも取引ができる

Adam byGMOでは仮想通貨のみならず日本円でも取引可能です。

つまり、仮想通貨を持っていない方でも利用できるので、より多くの人がデジタルコンテンツに触れられることが特徴です。

日本円で購入する場合は「銀行振込」と「クレジットカード決済」のいずれかを選ぶだけなので、一般的なショッピングの決済方法とほとんど同じです。

利用可能クレジットカード一覧

  • VISA
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club

特徴②:二次流通でもロイヤリティが入る

Adam byGMOの場合「二次流通(転売)をすると自動的に売上金の一部がクリエイターに入る仕組みを導入」しています。

二次販売(転売)とは、自分が購入した作品に利益を上乗せして売却することです。

くおりん
つまり、転売と同じ意味です!

多くの場合は二次販売をしてもクリエイターにロイヤリティ(「特許権」「商標権」「著作権」など権利の使用料)が入りません。

そのため、いくら高額な価格で転売したとしてもクリエイターには最初の売上金しか入らないことケースがほとんどです。

しかしAdam byGMOを始め、少しずつクリエイターにロイヤリティが還元される仕組みのプラットフォームも増加してきました

特徴③:NFT保有者のための限定コンテンツがある

Adam byGMOには「データを暗号化することでNFT所有者だけが閲覧できるコンテンツが存在」します。

そのため、このマーケットプレイスではNFT所有者が特別感や優越感を得られるのも特徴です。

Adam byGMOの限定コンテンツのジャンルは、アートや音楽、スポーツなど多岐にわたります。

NFT所有者にはDVDのようなシンプルな形で提供されるので複雑な操作は必要なく、簡単に好みの作品を閲覧できます。

Adam byGMOに参加している著名なクリエイター

Adam byGMOには誰もが作者の名前を耳にしたことがあるようなクリエイターらが作品を出品しています。

その理由として、二次流通の際にもロイヤリティが得られたり、作品の流通の主導権をクリエイターが持てたりするだけでなく、新たなファンを増やせるというメリットもあるためです。

下で詳しくご紹介しますが、例えば著名なお笑い芸人やYouTuber、スポーツ選手などが出品しています。

ここからは、Adam byGMOに出品している有名なインフルエンサーを4名に絞ってご紹介します。

①:西野亮廣(お笑い芸人 / 絵本作家)

参考元:西野亮廣エンタメ研究所HP

お笑い芸人として有名な西野亮廣さん。近年は絵本作家や映画のプロデューサーとしても有名です。

Adam byGMOには、西野さんが作成したアニメ映画に関連する絵画の一部が出品されています。

西野さんはイベントで「作品の所有権が明確なところや、転売の際に利益を取りこぼさないところなどがNFTの面白いところだ」などと述べています。

西野さんのデジタルアートは人気が高く、すでに高値で売却されている作品も多いです。

②:東村アキコ(漫画家)

参考元:Adam byGMO公式サイト / 東村アキコ

東村アキコさんは作品の多くがドラマ化や映画化されている有名な漫画家です。

2020年9月30日に、第1弾としてAdam byGEOに出品された作品は9作品あります。

漫画のフルカラーイラストなどが、NFT初心者でも手の届きやすい価格で販売されました。

今後もフルカラーイラストやメイキング動画など、複数のデジタルコンテンツが販売される予定になっています。

③:ヒカル(YouTuber)

参考元:ヒカル公式Twitter

ヒカルさんは2021年12月時点で461万人の登録者数を誇る人気YouTuberです。

Adam byGMOで販売しているのは、これまでYouTubeで作成した動画に関連する作品が多いです。

驚くほど高額な価格で販売されている作品も多いものの、すでに売却されている作品も多く見受けられます。

購入した作品には所有者の欄に自身の名前が表示されるため、特別感を得られます。

④:武尊選手(現K-1チャンピオン)

参考元:武尊公式Twitter

武尊選手はK-1選手で人気格闘家です。

すでに海外のNFTプラットフォームでは、スポーツのデジタルトディングカードが人気です。

そこから「NFTを利用することでK-1の魅力をより多くの人に伝えられるのではないか」と考え、試合の映像を配信しています。

デジタルコンテンツでは、格闘技の技術などこれまで以上に楽しめる内容になっています。

今後は「360度カメラやドローンなどを使用した映像も配信したい」とのことです。

Adam byGMOの始め方・使い方!登録方法を4つの手順で解説

ここからはAdam byGMOの使い方、始め方を解説していきます。

利用者にとては嬉しいことに、始め方や使い方は非常にシンプルで、公式サイトから会員登録をすれば簡単に取引をスタートできます。

また、登録する上での費用なども掛からないので、今すぐにでもサービスを利用できます。

以下で具体的な登録方法を4つの手順で解説していますので、ここで登録を済ませておきましょう!

手順①:メールアドレスの登録

この手順は何かに登録する際によくある手順なので、何も難しくはありません。

  1. Adam byGMOのサイトを開く
  2. サイトの右側にある「新規登録」と書かれているボタンをクリック
  3. メールアドレスを記入する欄に自分のメールアドレスを入力したら「次へ」と書かれたボタンをクリック
  4. 入力したメールアドレスに認証用のリンクが添付されたメールがAdam byGMOから届く
  5. 認証用のリンクをクリックして、会員登録ページにアクセス

ここまで出来たら、次はユーザー設定をしていきます。

手順②:ユーザー設定の完了

ユーザー設定ではIDとユーザー名、パスワードをそれぞれ入力して設定します。

  1. 6〜32文字以内のユーザーIDを入力(※1)
  2. Adam byGMOで使用されるユーザー名を入力
  3. パスワードを入力(※2)
  4. 確認用の欄に同じパスワードを入力
  5. 「次へ」のボタンを押す

※1)プロフィールのURLに使用されるIDのことです。

※2)強度を確認しながら、半角英数字と記号を組み合わせた8文字以上のパスワードを入力する必要があります。

手順③:電話番号の入力とSMS認証

「次へ」のボタンを押すと「携帯電話番号の確認」のページに移ります。

  1. 自分が住んでいる国をクリック
  2. 電話番号を入力
  3. 「SMSを送信する」と記載されたボタンをクリック、「認証番号の入力」と記載されたページに移る
  4. 電話番号に送られてきたショートメールに記載されている認証番号を「認証番号の入力」の項目に入力
  5. 「認証して完了」のボタンをクリック

手順④:利用規約への合意

電話番号の認証が完了したら、本人確認のための情報を入力します。

入力が必要な個人情報は生年月日のみです。

  1. 生年月日を入力
  2. 利用規約を確認(※1)
  3. 「利用規約に同意して会員登録」のボタンをクリック
  4. 「会員登録が完了しました」と記載されたページに移ったら会員登録が完了
  5. トップページに戻る

※1)サービス利用規約やプライバシーポリシーなどの複数の利用規約があるので、一つ一つ確認して利用規約に納得してから合意するようにしましょう。

Adam byGMOでNFTアートを購入する方法

Adam byGMOでは、NFTアートの購入方法として2種類の購入方法が用意されています。

販売価格で購入するオーソドックスな方法と、オークションで落札して購入する方法です。

いずれの購入方法を選んでも金額は日本円で表示されるため、NFTプラットフォームを始めて利用する人もわかりやすいです。

支払い方法は銀行振込とクレジットカード、イーサリアムの中から選べるのが基本ですが、作品によっては支払い方法を選べないこともあります。

それでは、販売価格で購入する方法とオークションで購入する方法を、それぞれ確認していきましょう。

NFTアートの販売価格で購入する

販売価格でNFTアートを購入する場合は、以下の通り、ネットショッピングと同じになります。

  1. 購入したい作品の下にある「今すぐ購入する」のボタンを押す
  2. 支払い方法を選択するページが表示されたら、希望の支払い方法をクリック
  3. 「注文情報の確認へ」のボタンをクリック
  4. 注文情報に間違いがないことを確認
  5. 間違いなければ注文ボタンを押す

イーサリアムで支払いをする場合は、仮想通貨ウォレットとの接続が完了した後に購入手続きをします。

オークション形式で購入する

オークション形式では、決められた期間内に最も高値をつけて落札する必要があります。

  1. 購入希望の作品の下にある「入札する」のボタンをクリック
  2. 「確認画面へ」のボタンをクリック作品と入札金額を確認
  3. 「入札する」のボタンをクリックすれば入札申請が完了
  4. 作品を落札できた際はメールで連絡が来る
  5. 選択できる決済方法の中から都合の良い決済方法を選ぶ

Adam byGMOでNFTアートを出品する方法

作品を出品する際は、出品者の個人情報と振込口座情報が必要になります。

  1. マイページにある「アカウント設定」のボタンをクリック
  2. 名前と住所を入力、個人情報の登録は完了
  3. 「売上金の受け取り方法」のページに移る
  4. 希望の受け取り方法を選択
  5. 受け取り方法を選択(銀行振込/ウォレット)

受け取り方法に銀行振込を選ぶ場合は、振込口座の情報を入力が必要です。

Adam byGMOを利用する際の注意点

会員登録が簡単にできたり日本円で購入できたりするなど、始めてNFTアートを購入する人も利用しやすいAdam byGMOですが、事前に確認が必要な点もあります。

まず確認して欲しいのが取引の際の「手数料」です。

作品を購入する際の支払い方法や購入した作品の使用方法などによっては手数料が発生します。

また、出品に関しても確認が必要で、2021年12月時点では誰でも作品を出品できるわけではありません。

それでは、それぞれ確認していきましょう。

取引時にロイヤリティが発生する

自分が購入した作品を二次流通(転売)させる場合は、作品を売却した際に売上額の5%が販売手数料として発生し、作者にも売上金からロイヤリティを支払います。

尚、一次購入の場合には通貨の振り込み手数料がかかります。

銀行振込で支払いをする場合は振込手数料、イーサリアムで支払いをする場合はネットワーク手数料が必要になります。

銀行振込の手数料は金融機関によって違うため、あらかじめ確認しておきましょう。

認定クリエイターのみ出品可能

先ほど出品方法を紹介しましたが、2021年12月現在、作品を一次出品できるのはAdam byGMOが認定したクリエイターのみです。

個人のクリエイターは出品できません。

ただし二次出品は可能なため、自分が購入した作品を売却することはできます。

また、近い内に個人のクリエイターも出品可能なNFTプラットフォームが提供される予定です。

正式版が提供されれば誰でも自分の作品を出品できるようになります。

Adam byGMOの評価・口コミ

最後にAdam byGMOの評価や口コミを見ていきましょう。

国内のNFTプラットフォームだから使いやすい

日本円で支払えるから「これからますます盛り上がるんじゃないかな」と期待しています。

有名人が参加しているから、何となく安心感があって始めやすいです。

確実に本物の作品なので、今後は二次流通で資産運用しようと考えています。

誰でも簡単に利用できる点を評価している人が多い印象を受けます。

まとめ

日本語や日本円で取引できるAdam byGMOは、会員登録も簡単ですぐに取引できることから、始めてNFTプラットフォームを利用する人も直感的に操作できます。

NFT化された作品なので、購入者にとっては「紛れもなく本物の作品」を所有できるのが大きな魅力です。

その上、出品者は二次流通の際にもロイヤリティが入るため、今までには作ることの出来なかった利益を見据えて販売できます。

 

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