前回の記事では「DBCG NFTとOpenSea、バイナンスとの連携 記事)」について解説しました。
クリスチャン・リース・ラッセン(以下「ラッセン氏」という)氏、隈研吾氏、王伝峰氏、加納典明氏などの多くの有名なアーティストが、どのようにしてNFT市場に参入するかについての記事でした。
この記事では、彼らのような有名なアーティストのNFT作品を「どのように販売するのか」を戦略的なマーケティング手法として解説していきます。
ぜひNFT作品を販売してみたい人も参考にしてみてください。
ラッセンNFTマーケティングとは
今回は、ラッセン氏の作品を例に解説していきますね。
NFT作品のひとつに「ジェネレーティブ」という作品があり、ジェネレーティブの有名な作品に「Crypto Punks」や「Bored Ape Yacht Club」などがあります。
上記の2つのように、ジェネレーティブNFTとは、ひとつのデザインに色や付属品、背景などを変えることによって、5,000〜10,000点の作品を作成します。
そして、それらの作品はレア度で競うNFT作品ではありません。
それらのジェネレーティブ作品は、ステーキングやGameFi、他の暗号資産との提携により、出口戦略による付加価値が付けられています。
そうして「Crypto Punks」などの作品には、大きな価値がついています。
では次に、Crypto Punksなどの作品を取り扱っている「OpenSea」について解説していきますね。
OpenSeaのジェネレーティブNFT作品とは
2022年1月に133億ドルと評価されたOpenSeaで、最も多く取引されている作品が「ジェネレーティブNFT」です。
ジェネレーティブNFTがどのような作品なのかは理解したと思います。
では、ジェネレーティブNFTには、具体的にどんな付加価値があるのでしょうか。
それは以下のとおりです。
- コミュニティに参加できる
- ロイヤリティが多くもらえる
- 著名人との繋がりを得られる
上記のとおり、最大の価値はコミュニティに参加できることですね。
いわゆる富裕層コミュニティのようなものです。
そしてCrypto Punksなどは、価値があまりにも高いため流動性があります。
転売に転売が繰り返され、ロイヤリティによって稼ぐことができます。
Flamingo DAOも似たような手法で稼いでいますね。
それくらいジェネレーティブNFTには、価値がつきやすいということです。
ラッセントークンエコノミーの今後
ラッセンNFTでも、GameFiモデルのジェネレーティブ作品の投入を計画しています。
ラッセン氏のイメージアイコンでもある「イルカ」のジェネレーティブを利用し、海中での宝探しやストーリー性のあるゲームなどのブロックチェーンゲームも考えられています。
そして報酬として、暗号資産がリンクしたNFTモデルになる予定。
さらに、暗号資産業界で注目を浴びているメタバースでのNFT作品の販売や活用、取引なども視野に、ラッセントークンエコノミーやラッセンNFTの価値を拡大する戦略が練られているとのことです。
ラッセントークンエコノミーについて詳しく知りたい方は「〜〜〜記事(リンク)」こちらをどうぞ。
まとめ
ラッセン氏のNFTがジェネレーティブNFTとして、ブロックチェーンゲームなどの形で販売されてさらにラッセン氏の「イルカ」には価値がつくでしょうね。
新しい文化において価値がつくと、現実での作品の価値も上がっていくはずなので、デジタル世界でも有名になることが期待されます。
そして、ラッセン氏のNFTなどを通して、多くの人にラッセントークンエコノミーが普及してくれると幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます。