- AMBUSH(アンブッシュ)っていったいなに?
- AMBUSH(アンブッシュ)ってNFTとどんな関係があるの?
- VERBAL(バーバル)とYOON(ユーン)ってどんな人物?
こんな疑問にお応えします。
結論からお伝えすると、ファッションブランドであるAMBUSH(アンブッシュ)が、2022年2月14日より、ブランド初となるNFTを発行しました。
AMBUSH(アンブッシュ)は2008年に設立、有名アーティストであるレディー・ガガが着用したりと世界的に注目を浴びているブランドです。
本記事でわかること
- ファッションブランドAMBUSH(アンブッシュ)
- VERBAL(バーバル)とYOON(ユーン)の人物像
- AMBUSH(アンブッシュ)が発行するNFT
本記事を読むことで、AMBUSH(アンブッシュ)が取り組むNFT事業の将来性について理解できます。
はじめてNFTについて調べる方にも、わかりやすく解説するのでぜひ最後までご覧ください。
AMBUSH(アンブッシュ)とは
AMBUSH(アンブッシュ)は、VERBAL(バーバル)とYOON(ユーン)によって2008年に設立されたアクセサリー・ジュエリーブランドです。
世界中で注目されたPOW!ⓇモチーフはAMBUSH(アンブッシュ)の象徴であり、遊び心ある型破りなデザインは多くの著名人やブランドに評価されています。
AMBUSHを着用した著名人
- レディー・ガガ
- リアーナ
- リタ・オラ
- ソランジュ
- オッド・フューチャー
AMBUSHとコラボレーションしたブランド
- ルイ・ヴィトン
- メゾン・キツネ
- ア・ベイシング・エイプ
AMBUSHの作品はすべて日本で制作されており、日本独自の職人技が光る作品も数多く存在します。
2016年にブランド初となる実店舗を東京にオープン、続いて2019年には2店舗目をオープンし勢いを増すばかりのブランドとなりました。
そんなAMBUSHを設立したVERBAL(バーバル)とYOON(ユーン)についてご紹介します。
VERBAL(バーバル)とは
AMBUSHの設立者の1人であるVERBAL(バーバル)氏について解説していきます。
VERBALはMC、DJ、音楽プロデューサー、デザイナーと多岐にわたって活躍してきた人物です。
中学卒業後、セント・メリーズ・インターナショナル・スクールへ進学したVERBALは、1992年よりラッパーとしてライブ活動を開始します。
いくつかのレコード会社からメジャーデビューのオファーを受けましたが、ラッパーとしての活動が現実的ではないと考え、音楽活動を断念しました。
卒業後は、アメリカのボストン大学に入学し、哲学とマーケティングを専攻します。
証券会社で働いた期間もありましたが、牧師を目指してゴードン・コンウェル神学校に入学することとなります。
そんなVERBALに転機が訪れたのは1998年、VERBALがラップを入れた楽曲をARTIMAGEの浅川真次が評価したのです。
当時、牧師を目指していたVERBALを浅川氏が説得して、今では誰もが知る音楽グループm-froが誕生しました。
m-froの活動はもちろんですが、他にも多くのアーティストとコラボ、プロデュース、DJなど多岐にわたって活躍してきました。
そして2002年、グラフィック・デザイナーのYOONとともに「AMBUSH DESIGN」を設立します。
YOON(ユーン)とは
YOON(ユーン)は、AMBUSH(アンブッシュ)の創業者の1人であり、VERBAL(バーバル)の妻でもあります。
ハワイやカリフォルニアで育ったYOONは高校卒業後、ボストン大学でグラフィックデザインを学びました。
ファッションがもともと好きだったYOONは、大学の授業を通して「物づくりの仕事をしたい」と次第に思うようになります。
卒業後はボストンで働いていましたが2002年、VERBALに誘われて日本へ来ることを決めます。
来日後、当時m-froとして活動していたVERBALのスタイリングを手伝うことになるのですが、同時にジュエリーづくりもスタートしたといいます。
そして非売品のPOWⓇチェーンを制作し、当時VERBALと親交のあったカニエ・ウェストに贈ったところ、チェーンに対する問い合わせが殺到することとなります。
2008年にAMBUSH(アンブッシュ)を設立し、様々なファッションアイテムの制作を開始しました。
現在ではAMBUSH(アンブッシュ)での活動に留まらず、2019年よりDior Homme(ディオールオム)のジュエリーデザインを担当するなど、活躍の場を広げています。
AMBUSH(アンブッシュ)の次世代サービス
今では世界的なファッションブランドとなったAMBUSH(アンブッシュ)が、NFT関連事業を開始しました。
- NFT事業参入
- メタバース事業参入
1つずつ解説していきます。
NFT事業参入
2022年2月14日、ファッションブランドAMBUSH(アンブッシュ)は、ブランド史上初となるNFTアイテムを発表しました。
ブランド初となるNFTは、原点アイテムであるPOW!Ⓡをモチーフしており、AMBUSHを象徴するNFTとなりました。
また当NFTは「POW!Ⓡ”Reboot”」コレクションであり、様々なバリエーションにデザインされたPOW!が2022個限定で販売されます。
さらに、「POW!Ⓡ”Reboot”」のNFT購入者には、特典付与もあり、アイテムのプレゼントやイベントへの参加権が得られます。
これら2022個のPOW!は、なんと約2分で完売し、AMBUSH(アンブッシュ)の人気度を反映する結果となりました。
現在はNFTマーケットプレイスのOpenSeaで購入することができます。
メタバース事業参入
2022年3月14日、AMBUSH(アンブッシュ)はメタバース空間「AMBUSHⓇ SILVER FCTRY」を公開しました。
メタバース空間「AMBUSHⓇ SILVER FCTRY」は、宇宙船をテーマにつくられており、以下4つの部屋で構成されています。
- WORKSHOP
- ODEUM
- LIBRARY
- PARK
1つずつご説明します。
WORKSHOP
この空間では、OpenSeaやWebショップへアクセスすることができます。
後々、NFT購入者限定で購入可能な商品もこちらで取り扱う予定です。
ODEUM
部屋の中にただ1つの巨大スクリーンが表示されている空間です。
現在(2022年3月)は2月に開催されたミラノコレクションの映像が配信されています。
今後も、AMBUSH(アンブッシュ)に関連した映像を配信予定です。
LIBRARY
無数のスクリーンが部屋の中に並んでおり、これまでの作品やコレクションを見ることができます。
今後もコンテンツは追加予定であり、AMBUSH(アンブッシュ)のこれまでの歴史を遡ることができます。
PARK
幻想的な空間に、AMBUSH(アンブッシュ)のアイテムが配置されている不思議な空間です。
アイテムを使って遊んだり、イベントが開催されるなど、エンターテイメント性に富んだ部屋となっています。
AMBUSH(アンブッシュ)まとめ
本記事では、AMBUSH(アンブッシュ)の創立者とNFT事業について解説しました。
本記事の要約
- AMBUSH(アンブッシュ)は著名人やハイブランドとのコラボ歴もある世界的ファッションブランド
- 発行した2022個のNFTは、2分で完売するほどの人気を誇る
- 4つの部屋で構築されるメタバース空間も発表しており、今後の事業展開にも期待が高まる
今後、AMBUSHⓇ SILVER FCTRYのみで限定販売されるNFT「POW!® “GLOW IN THE DARK”」の発行も予定しており、更なる飛躍が期待できます。
AMBUSHほどNFT事業へ注力しているファッションブランドは少ないため、ファッション業界から多くのユーザー流入が期待できます。
NFTの価格も含めて、今後の展開や動向に注目してみましょう。